今日は、敬老会コンサート。そしてテレビ取材

　今日は、敬老会コンサート。そしてテレビ取材という一日でした。

  午前９時に集合ですが、８時過ぎに行くと、既にテレビ局の皆さんは来ていました。９時から出番まで、敬老会のリハーサルと校歌の収録です。

ところが、子供達、今一つ声が出ていません。

校歌の収録をしました。
だんだんと声が出てきました。

しかし、以前に比べ、声量は落ちています。

そうやって不安なまま本番を迎えました。

　ところが・・・

　本番では、お客さんを目の前に、いい声が出ているではありませんか。

　僕があこがれている合唱団に福井ソアーベ児童合唱団があります。世界一に２度もなった合唱団です。リハーサルでは、大丈夫かな・・・なんて思うのですが、本番ではウソのようにすばらしくなるそうです。うちもなんだか似てきたなあと、うれしくなりました。

以下の曲を歌いました。

①ゆかいに歩けば…1分
②ぼくらは仲間…3分30秒
③そのときぼくがそばにいる…3分50秒
④見上げてごらん夜の星を…3分
(ふれあいコーナー）
⑤上を向いて歩こう…3分　（時間はおよそ）

ふれあいコーナーでは、お年よりの中に入って、いろんな質問をしました。
そこで、子供達、た～くさんほめられたようです。
うれしい子供達の顔・顔・顔。

　そして、最後の「上を向いて歩こう」では、なんと手拍子がおきました。
うれしかったなあ。

　あとでたくさんの方の感想を伝え聞きました。うちの合唱団の歌声を初めて聞いたという方は、とてもびっくりされていたようです。
　たくさんの方に喜んでいただけたようで、うれしかったです。

　最後に音楽室で、子供達に感想を言ってもらいました。
何人もの子供達が、お年よりの方からほめていただいたことをとってもうれしそうに話していました。「すばらしかった。」「日本一になれるよ。」なんて、言っていただいたそうです。
　泣いている方もおられたそうです。

　そんな子供達、お年よりの方々から、逆に勇気をもらえたようです。

　「ステージの歌が良かったのは、聞いている人がいて、その人たちに伝えたい気持ちがあったから。」そう校長先生がおっしゃいました。その通りだと思います。

　聞いている人に、感動してもらいたい。そんな気持ちで歌った歌で喜んでもらい、そして自分達もうれしくなる。
　子供達は今日、とてもいい体験ができたと思います。
　歌ってすばらしいです。敬老会、これからも大切にしていきたいです。

　最後に石川テレビさんのアナウンサーと撮影スタッフの皆さんと記念写真をとりました。サインもいただきました。また、ステキな思い出ができました。

　今日の模様は、１０月１５日（放送時間　土曜日　午前11時40分～11時45分）石川テレビの「あの日からの贈り物～小学校歌を訪ねて～」という番組で放送される予定です。

　楽しみです。

続・また仲間たちと歌いたい～中学生をつなぐ｢証」～

  昨日のＮＨＫのこの番組。ものすごく感動しました。

  東北の震災でバラバラになった中学生の子供達。そんな子供達が証の歌詞に強く感じるものがありました。「歌詞に感動した！！」というメッセージが、たくさん送られてきました。
　   もう一度歌いたい。
　インタビューに答える子供達のこの言葉に深いものを感じました。

　あの子達の歌う証には、それぞれの思いが込められていました。

　津波で大きな被害を受けた中学校や原発事故により離れた町に移転した中学校の生徒たちがいました。
　そんな子供達が、「証」の次の歌詞に強い共感をします。
あたりまえの温もり　失くして　初めて気づく
　あの子達にとって、この歌詞はどれだけ重いことでしょう。

前を向きなよ　振り返ってちゃ　上手く歩けない
　そんな子供達にとって、残されたみんなでこの歌を歌うことは、大きな救いになっています。

　flumpool（フランプール）と一緒に歌う「絆」に涙しました。
　東北ブロックで子供達が歌う「絆」に涙しました。

　一人一人の気持ちが歌から感じられ、すばらしい演奏だったと思います。
　
　flumpoolの語る「歌の力」にも共感する部分がありました。

　歌の力は確かにあります。
　人を励まし、勇気付けること。
　とてもいい番組でした。

再放送は、10月 8日（土）午前 1：10～　総合 ※7日深夜です。

　今日は、敬老会コンサート。僕たちも「歌の力」を信じて歌ってきます。
　お年寄りの方々に何か温かいものをプレゼントできたら、と思っています。

　東北の中学生の皆さん、ＮＨＫさん、flumpoolのみなさん、いい番組をありがとうございました。