多治見少年少女合唱団クリスマスコンサートツアー [合唱]
今日は、多治見少年少女合唱団のクリスマスコンサートへ行ってきました。
合唱団員7名を連れての道中でした。
朝、8時14分発の高速バスに乗って行きました。
バス停までは保護者の方に送迎して頂きました。本当に感謝です。
(この時は元気でした!!)
バスの中でアクシデント発生!7人中3人の子がはきました。こういう子ども達を連れていく場合、トイレットペーパー・ビニール袋・タオルは必需品ですね。また、酔い止めの薬も飲んでおくよう連絡する必要がありました。
その後、電車に乗り換え、タクシーにて、会場の多治見市文化会館に着いたのが12時40分頃。
出発してから4時間半が経過していました。
会場に着くと、多治見の保護者の方が、僕たちをみつけてくださいました。以前もお世話になったKさんです。指導者の先生にご挨拶をしました。僕たちのことを紹介してくださいました。
このブログを読んでおられる保護者の方とも少しお話をしました。なんと3人のお子さんを団員として入団させているとのこと。
この合唱団の魅力は?と聞くと、
学校ではできない体験ができる。
みんな仲良しで、上の子が下の子の面倒をよく見てくれる。
指導者の先生の音楽性がすばらしい。
この3点をおっしゃっていました。
ただ、中学生になると、部活との両立が難しいとおっしゃっていました。
将来、合唱団を持ちたい自分にとっては参考になることばかりでした。ありがとうございました。
ロビーでは、小さな子ども達が練習していました。キッズクワイヤーという団体だそうです。初心者の子ども達に合唱の楽しさを味わってもらおうと、今年できたそうです。構成は年中さんから6年生まで。
僕たちも合唱団ジュニアと称して、3年生以下の子ども達を区別しています。まずは、楽しさなんですね。
その子達は、はち切れんばかりの歌声とダンスで、本当に楽しそうでした。
正規の団員は、小学校4年生から。今日は30才ぐらいのOBも参加しているそうです。
今回もリハーサルから見学させていただきました。
まずは、その歌声に改めて驚きました。フォルテの時の声量がすごい。会場全体がうなるようです。
団員達は圧倒され、メモをとる手も止まり、。あっけにとられて見ています。
「どうや?」と聞くと、
来てよかったーー
と答えます。
「これを見せたかったんだ」と言いました。
歌声を聞いていると、美しい声の時もあれえば、地声が混じっているときの声もありました。使い分けているのでしょうか。
ドラムやエレクトーンの伴奏もありますが、それに負けていません。
ダンスもノリが違います。
よく見ると、それぞれの年齢の子供達を生かしているんだなあと感じました。
小さい子にはどんどん地声を出させ、その年独特の元気良さを生かしています。中学生や高校生など大きい団員たちの声は美しく厚みのある頭声の声。その二つが混じり合い多治見独特の迫力のある声となっています。
いろんな声のバリエーションがあり、聞いていて、飽きさせません。
いよいよコンサートが始まりました。普通は一度外に出て並び直して入場でしょうが、そのまま見させて頂きました。本当に多治見のみなさんには感謝です。
最初は、CATでした。多治見少年少女合唱団の歌声を初めて聞いたのが、これでした。この時の衝撃は今でも忘れません。
今日は、みな本格的な衣装を身にまとい、メイクまでしています。最初、みんなが猫になりきっての地を這うように動くシーンでゾクゾクっとなりました。歌声だけでなく、ダンスもプロ級です。
僕は以前、劇団四季のキャッツを見たことがあります。そのときも感動したのですが、今回のキャッツは、それと違う感動がありました。特にフォルテのときの盛り上がりと言ったら・・・
スキンブルシャンクスでは、その迫力に思わず涙が出そうになりました。
プロの集団だと思いました。
第二部では、初心者の子ども達、キッズクワイヤーのデビューでした。ウイウイしくって、ダンスも歌も元気よく、歌う楽しさが伝わってきました。
次に、地元の中学生が出演しました。中学校2年生。総勢100人はいたでしょうか。聞くところによると、指導者の先生が、その中学校に指導に行っていて、毎年中学生が出演しているとのこと。
合唱団にとっても、その時間に休憩がとれ、さらにコンサートの構成も変化に富み、とてもいいなあと思いました。
また、中学生の子ども達、全員参加と聞きましたが、みんな一生懸命に歌っていて、その点も感動しました。
第3部は、クリスマスソングのオンパレード。ステージ上の団員が少ないなあと思っていたら、いきなり後ろから迫力のある歌声が聞こえ、イスから跳び上がりそうになるほど驚きました。3分の2ぐらいの団員達が、客席横の階段に立ち、歌い始めたのです。
歌いながらステージへ上ります。その格好良かったこと。
美しいハーモニーがあると思えば、迫力のある響きもあります。地声と頭声が交互に混じり合い聞こえます。まさに多治見少年少女合唱団の真骨頂でした。
ずっと聞いていたかったのですが、帰りのバスの時間の関係で途中で抜け出すことになりました。本当に残念でした。
今回は、あの歌声を団員に聞かせることができ、本当に良かったです。口々にみんな「すごかった」と言います。あの声量にさぞ驚いたことだろうと思います。
ステージの構成や合唱団の運営の仕方にも学ぶことがありました。多治見少年少女合唱団は、3人の先生方で指導され、その役割もうまく分担されているなあと思いました。
今日もたくさんの方々にお世話になりました。
多治見少年少女合唱団の保護者の皆さん、温かいです。
合唱団の皆さん、相変わらず、迫力のあるすばらしい歌声でした。
指導者の先生方、参観させていただきありがとうございました。
そして、うちの合唱団の保護者の皆さん、大切なお子さんを預けてくださり、心から感謝します。
今、バスの中で、これを打っています。もうじき、小松に着きそうです。無事、着けた事に感謝です。
PS.夕食は名古屋駅、高速バス乗り場前のマックでした。そこで店員の山田さんという方から、子ども達にプレゼントを頂きました。「石川県から来た」と聞くと、わざわざお土産にと、耳かきやパンフレットなど、子どもたちのためにいろいろと持ってきてくださったのです。
今回のツアー、本当に温かい人たちばかりでした。たくさんの皆さん、ありがとうございました。