ジュニアクワイア浜松のJCさんへ [合唱]
ジュニアクワイア浜松のJCさん、コメントありがとうございます。コメント欄に何度も送信したのですが、なかなかうまく行かず、記事にしてアップしますね。
当日はすばらしい歌声をありがとうございました。一生懸命練習したんでしょうね。最後のコラボとダンスも楽しいものでした。ありがとうございます。
「名古屋の子のなかにどうしても仲良くなりたい子がいまして手紙を送りたいのですが、、、住所も名前もわからずこまっています><」
アドバイスになるかどうかはわかりませんが、思いついたことを書いてみますね。
当日プログラムをもらいませんでしたか。そこに名古屋少年少女合唱団事務局の住所が書いてあったと思います。そこに、当日の感想を書いて送ってみてはどうでしょう。きっと喜んでもらえると思いますよ。そして追伸にお友だちになりたい子の特徴と、名前を教えてもらえませんか?という内容のことを書くのです。もしかすると、もしかするかもしれませんよ。
また、お願いして、合唱団の練習を見学するのもいいかもしれません。これは自分の勉強にもなるし、確実にみつけられる方法だと思います。
思いは実現するといいます。
JCさんの願いが叶うことを願っています。
実は僕も、勇気を出してお手紙を書いたり、お電話をしたりして、考えられないようなすごい方々と出会うことができました。
出会いは運命を変えます。
成功を祈っています。
他の団員の方々にもよろしくお伝えください。
いつかうちの合唱団ともコラボ!!となったら楽しいですね。これを機会によろしくお願いします。
名古屋少年少女合唱団クリスマスコンサート(2011)に行ってきました!その2 [合唱]
石川県はホワイトクリスマスになりました。
朝、そんな中をランニング。雪の中を気持ちのよいランニングでした。
メリークリスマス!!
皆さんに、名古屋少年少女合唱団のクリスマスコンサートレポート第二弾をお送りします。
名古屋少年少女合唱団クリスマスコンサート(2011)に行ってきました!その2
ジュニアの後は、シニアと呼ばれる少年少女達が出てきました。
アベマリアを歌いました。
この曲って、同じ歌詞に何人も有名な作曲家が曲をつけてるんですね。
ここからは水谷先生が指揮をされました。
シニアの歌声は厚みのある声で、ハーモニーも素晴らしいものでした。
4人の男の子だけの部分もありました。ウィーン少年合唱団を彷彿させるような歌声で、声量も十分あります。ジュニアから、こんな風に声が発展していくんだなと思いました。
自然な発声だと感じました。
聞いているうちに、鳥肌がたってきました。特に、ブラームス作曲のアベマリアは、聞いているうちにだんだん体が熱くなってきて、なんだか泣きそうになりました。明るくやさしく包み込むような歌声でした。
Alleluiaという曲は、水谷先生の指揮で、歌声がピタッと切れたり、大きくなったり、小さくなったりと・・・。変化と強弱の世界でした。団員と水谷先生がまさに一つになっていました。
今回のコンサートでは、ジュニアクワイア浜松という合唱団も出演し、コラボをしていました。
ここもレベルの高い歌声でした。頭声の広がるような声という印象を持ちました。緑のユニフォームがかわいかったです。
当たり前のことかもしれませんが、合唱団によって、歌声が違うなあと思いました。だからこそ、コラボはおもしろいと思いました。コラボによって、それぞれの合唱団の特徴が浮き上がってきます。
ジュニアクワイア浜松の子供達への水谷先生の次の言葉が心に残りました。
今日は笑顔で楽しんでください。
楽しむことがお客様へのサービスになります。
そうです。やはり楽しむことが一番大切なんですね。
リハーサルは、ゴスペルへと進みました。今までの声とまた違いました。
一曲目は、GO TELL IT ON THE MOUNTAINという曲
まず声が明るい。地声と頭声の中間の声といった印象です。ジュニアでの声がこういう形で発展していくんだなあと思いました。
Mary had a babyという曲では、いろんな声が聞こえてきます。高い声や地声に近い声。いや、それ以外の声も。七色の声が、いろんな所から飛んできます。まるで声のオーケストラです。ゴスペルってすごい!!と思いました。きっとこれ、名古屋少年少女合唱団独特のゴスペルの世界なんでしょうね。
(こんな曲です。雰囲気は全然違うけど)
その後、後ろから、ハンドベルを持った団員たちが登場してきました。ディズニーランドのパレードの音楽「エレクトリカルパレード」を鳴らしながら行進しています。
合唱が続いた中での美しいハンドベルの世界。変化に富んだ心憎い演出です。
それにしても、立派なハンドベルでした。そのハンドベルが美しいハーモニーを奏でます。簡単そうにやってましたが、難しいんでしょうね。
そして、最後のステージ。みんなで一緒にミュージカル!のリハーサルへと進みました。
名古屋少年少女合唱団とジュニアクワイア浜松とのコラボ。メリーポピンズより、スーパーカリフラジリスティックスピアリドーシャス。これが、楽しいのなんのって。
(こんな曲です。まったく雰囲気は違うけど)
二つの合唱団が入り混じり、踊りながら歌っています。まさにエンターテーメントの世界でした。
水谷先生はいい表情・いい踊りの子の立ち位置を、次々と目立つ場所に変えて行きました。それに従って、ますます踊りが生き生きとしてくる団員たち。特に、ジュニアクワイア浜松のソプラノの男の子。目立ってました。とっても良かったです。
最後のアンコールは、アボリジニに伝わる歌、カメの踊りでした。
これはラ・フォル・ジュルネ金沢のステージで初めて見て、びっくりした歌です。全員黒の衣装を身にまとい、胡坐をかき、振り付けをしながら歌います。座ってはいますが豊かな声量、美しく厚みのあるハーモニー。本当にすごい!プロの世界です。
あらためて「僕たちは、こんなすごい合唱団たちと同じステージに立ってたんだなあ」と鳥肌が立つ思いで聞いていました。
リハーサルは、あわただしいものでした。でもそんなリハーサルで、僕は何度体が熱くなり、泣きそうになったでしょう。それほど、団員たちの取り組み方は真剣で、プロ意識を感じました。
本番は、満席でした。すばらしい演奏を堪能しました。
6部構成のステージ。変化に富んだステージでした。リハーサルと本番で、2回感動させていただきました。本当に心から感謝です。
名古屋少年少女合唱団のクリスマスコンサート。プロのステージだと思いました。お客さんを楽しませる要素がたくさん詰まったすばらしいコンサートでした。
今回のコンサートで一番感じたことは、音楽にはセンスが必要だ!ということです。それはまず指導者に求められるのでしょう。指導者自身が、音楽的センスを高めていくことが大切だと思いました。今回のステージは、洗練されたセンスを感じました。そのセンスが心をふるわせ、潤わせてくれました。
どうやったら、そのセンスは高められるのでしょう。それは、今回のステージのような良いものを見ることだと僕は、思います。合唱をやればやるほど、センスの重要性を感じます。
合唱って、料理の世界と似ていると思います。同じ料理でも、一流のものとそうでないものとでは、行って来るほど、味が違います。一流の料理人は、まず一流の物を食べ、自らの舌を鍛えていくといいます。合唱の世界も同じことでしょう。一流のいいものを聞いて、自分のセンスを高めていく。そういう意味で、今回の体験は、僕にとってすばらしいものでした。これからも良いものをたくさん聞いて、自分のセンスを高めていきたいと思います。
今回、リハーサルから見学できたことは、自分にとって貴重な体験でした。このような機会を与えてくださった名古屋少年少女合唱団OBのSさん、水谷先生、谷先生、更に、たくさんの感動をプレゼントしてくださった名古屋少年少女合唱団、ジュニアクワイア浜松の皆さん、スタッフとして動いてくださっていたOBや保護者の皆さんに心から感謝します。
本当にステキなクリスマスプレゼントでした。