音楽の授業の引き出し!「教育音楽」4月号より [授業]
級外という立場で、たくさんの音楽の授業を持つことになりました。本当にうれしいです。
音楽が好きになるような楽しい音楽の授業をしたいと思っています。
また、いろんな学年にわたるため、たくさんの引き出しを持ちたいと思っています。
今日は、そんな引き出しを持つために、「教育音楽」4月号の中で、これは使えそうだなという部分を書き出してみました。
まず自分のため、そして音楽を持つ方のなにかの参考になれば幸いです。
ドレミ選手権、クラス対抗の音名早読みバトル。
一人ずつ順にフラッシュカードで示される音符を読み、クラス全員で何分かかったかを競う。黒板の隅に書かれた他のクラスの記録を横目に先生がストップウォッチのボタンを押すと、全員が息を積める。「ミ」「ソ」と件名に音名を読み上げる声だけが張り詰めた封緘に響く。最後の回答にあわせ、先生がストップウォッチを止めると、結果を待つ長い沈黙・・・「1分16秒」「おーっ!!」前回の記録を2秒縮める好成績。男の子も女の子も歓声をあげ、クラス全員で喜び合う。
ゲーム感覚で階名読みや、音楽記号を覚えるヒントになりそうです。
最初に「おもちゃのチャチャチャ」にあわせて「おもちゃ」の言葉が出たら「おもちゃチーム」が立ち「チャチャチャ」の言葉が出たら「チャチャチャ」チームが立つ。というゲームをします。
ゲームとしておもしろそうです。
発声練習にこだわり過ぎたら、「きれいじゃなくては歌ってはダメだ」ちう雰囲気がどことなく生まれてしまいました。
これは、念頭に入れておきたいことです。まず最初に声を出すこと。多少音がはずれたっていい。思いっきり声を出すことからはじめたいです。
新学期に用いたらよいと思う曲は「はじめの一歩」(新沢としひこ作詞、中川ひろたか作曲)です。
これ、いい曲です。
クラス対抗で持ち物パーフェクト
「もちものパーフェクトランキング」と名づけた表を音楽室の壁にはりだし、授業のはじめに音楽係が忘れ物チェックをして、持ち物が全員パーフェクトにそろっていたら、ランキング表にシールを一枚貼る。クラス対抗で1年間シールの数を競う。
学習ルールもきちんとさせたいところです。ゲーム感覚で楽しくできたらいいなあ。
「落し物・忘れ物をしない!させない!=ピカピカの音楽室♪」そのために、教室から出る際、全員に確認させます。
荷物を持って立ちましょう。
机イスを整頓しましょう。
2列で集会並びをしましょう。
出口で、ありがとうと言いながら、さようならをする。こんな感じで行こうかな。
1回目の音楽の授業では、わずかでも緊張感や不安をわすれて、楽しく学ばせたいと願っています。
そう、最初はたのしく歌あそびからいこうかな。
音楽室で好きな曲(子供達がすきそうな曲または先生の好きな曲)をかけて待つ。
これもいいな。音楽から始まり音楽で終わる。
例えば2人組みでじゃんけんしながら「好きな食べ物」「好きなテレビ番組:を伝え合っていきます。
これは音楽以外でも使えそうです。子供同士の活動も入れていきたいです。
リズム遊び
①リズム模倣:教師が手拍子を打ったリズムをまねさせる。
手だけでなく、膝や足うちを使ったものまでレベルを上げると子供達は意欲的になる。
②リズムリレー:リズム模倣の応用でリレーをする。
教師(リズムA)→1列目→2列目→・・・教師(リズムB)→1列目→2列目→・・・
とリレーする。
歌だけでなく、リズム遊びも入れていきたいです。
音楽の授業は「子どもの意欲」にかかっている!
授業を作り上げる上で不可欠なもの・・・それは教師の「子どもをまるごと受け入れる」「ほめて育てる」「いつかは音楽の楽しさを味わわせてやる」という姿勢と熱意でしょう。
ほめる材料を作ろう
例えば班で歌わせたり、男女で歌わせたり。そうすると「3班さんの声がそろっていたね。」とか「男子の声がきれいやね」等、ほめる材料がみつかります。「ほめることができるように授業をもっていくこと」が大切です。
指導者はあせらずゆっくりと「ほめる種」をまきながら、子どもとともに授業を音楽を楽しみましょう。
そう、ほめることを意識しよう。するとほめる材料が見えてきます。長所伸展法でいきたいです。
本当にいろんな方法があります。どんな方法を選ぶかは、目指すものできまってきます。
僕はみんなが「楽しかったなあ。」「やったー次は音楽や~!」って言ってくれるような授業にすること。みんなの笑顔を見るのが好きなんです。
学年が多岐にわたるので、それぞれ違った形の指導も必要になってくるでしょう。
そのためには、楽しい引き出すを増やすための勉強が必要です。
こういう記事もどんどんふやしていきたいです。