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坪口純朗先生の葬儀に参列してきました [合唱]

 今日、福井ソアーベ児童合唱団の坪口純朗先生の葬儀に参列してきました。

坪口先生は、僕が合唱に深く入り込むきっかけを作ってくださった方です。
僕の憧れの方です。。
そして、人生の目標でもある方でした。

 坪口先生がお亡くなりになったことは、今でも信じられない思いです。いや、信じたくない思いです。でも、自分の中でケジメをつける意味で、今日は合唱団の練習後、福井県へとんで行きました。

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 本当にたくさんの方が来られていました。車がなかなか停められませんでした。葬儀場周辺の道路も車でいっぱいでした。
 建物の入り口からはみ出るように、焼香の列ができていました。

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  坪口先生の優しいお顔の写真が飾ってありました。本当にお亡くなりになったのだなと、あらためて、現実感がわいてきました。

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 長い長い焼香の列でした。たくさんの方々の思いが会場の中いっぱいに溢れていました。

  焼香が終わり、女先生にごあいさつしました。
「温泉の先生」と声をかけてくださいました。
僕は、
「坪口先生には本当にお世話になりました。坪口先生は僕の中で生きています。」
そんなごあいさつをさせていただきました。

  出口付近には、子供達の作文が飾ってありました。

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「つぼぐちせんせい うたをおしえてくださってありがとうございました。これからもきれいなこえで、ことばをたいせつにうたいます。てんごくできいてください。つぼぐちせんせい、だいすきです。」

 この作文が示すように、坪口先生は本当にあたたかくってすばらしい方でした。

 今日は、僕の中に坪口先生の魂を刻みこんできました。絶対に忘れないように深く刻み込んできました。

 坪口先生はお亡くなりになりましたが、坪口先生は、たくさんの人の中に生きています。僕の中にも、確実に。

 そして、先生の魂をいつもみつめ、これからの人生、坪口先生のように、歌を通して、子供達に生きる喜びを伝えていきたいと思っています。

  最後に、坪口先生指揮によるソアーベ児童合唱団の「バラが咲いた」の曲が流れました。涙が止まりませんでした。

 坪口先生は、みんなの中で、このバラのようにきっと咲いていることと思います。そして、僕の中にも咲いています。坪口先生、本当にありがとうございました。どうぞ、天国で見ていてください。

バラが咲いた バラが咲いた
真赤なバラが
淋しかった ぼくの庭に
バラが咲いた
たったひとつ 咲いたバラ
小さなバラで
淋しかった ぼくの庭が
明るくなった
バラよ バラよ 小さなバラ
そのままで そこに咲いてておくれ
バラが咲いた バラが咲いた
真赤なバラで
淋しかった ぼくの庭が
明るくなった

バラが散った バラが散った
いつの間にか
ぼくの庭は 前のように
淋しくなった
ぼくの庭の バラは散って
しまったけれど
淋しかった ぼくの心に
バラが咲いた
バラよ バラよ 心のバラ
いつまでも ここで咲いてておくれ
バラが咲いた バラが咲いた
ぼくの心に
いつまでも 散らない
真赤なバラが


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感を大切にする [授業]

 子供達と授業をしていると、「感を大切にしなくちゃ」と思います。
それは、感動であったり、感謝であったり、感情であったり、感覚であったり。
つまり理屈ではないのです。

 わかるという理屈の世界ではなく、楽しいという感覚の世界。こっちの方がとても大切だと思います。特に音楽の授業では、そう思います。

 今日は、楽譜にfやpを付けてみようという課題をしました。
CDの範唱を聞かせ、子供達にそんな作業をさせてみました。

 理屈ではわかるのですが、楽しくありませんでした。

 もっと楽しく感じられるようにできなかったでしょうか。歌いながらとか、感覚の世界で感じられる方法がきっとあったはずです。

 これはあらゆる学習でもいえることじゃないかと思います。

 仮説実験授業では
「わかるけれど楽しくない授業」と「わからないけれど楽しい授業」を比べると、どちらが良いか?という質問に対し、
後者の方がいい!!としています。

 僕もまったく同感です。
「わかるけれど楽しくない授業」は理屈を重視した授業です。 
「わからないけれど楽しい授業」は感覚を重視した授業だと言えます。

 そして僕は、理屈よりも感覚が優位のような気がするのです。
理屈ではわかるんだけど、なんか違うんだよな~って感覚。そんな感覚に結構支配されます。

 まして子どもは、なおさらそうだと思います。

 そんな意味で、今日はいい経験をしました。
 子供達の感を大切にしていきたいと思います。
 楽しいという感覚。まずは楽しさです。


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ニャンコロリン第二弾! [授業]

 今日はニャンコロリン、第二弾をしました。

  ニャンコロリンの型紙の裏側に、今度は子供達が好きなようにオリジナルのニャンコロリンを描かせたのです。型紙はこちらにあります。

 おもしろいオリジナルニャンコロリンがいくつもできあがりました。

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 授業の最後には、みんなで遊びました。

 僕は、ニャンコロリンと言いながら、放り投げ、自分の机の上で立ったら勝ちというルールでやりました。いろんな場所でやりだすと、無秩序な状態になりますから。

隣同士で勝負するパターン。
班で勝負するパターン。
全員でいっせいにやるパターン。
いろんなパターンがあります。

この中で全員一斉パターンが盛り上がります。

全員で
「セーノ、ニャンコロリン!」
と言いながら、放り投げます。
 ニャンコロリンが倒れてしまった子は、座っていきます。
最後には誰が残るか?というサバイバルが盛り上がりました。

その他にも5回投げて、何回立つか?というパターンも喜びました。

工夫次第で遊び方はいっぱいあると思います。

今日も
「セーノ、ニャンコロリン!」
という声が教室いっぱいに響き渡りました。
 楽しい時間でした。


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感動、子供達ってすばらしいです! [授業]

 今日の3年生の音楽の時間のことです。いつものように歌ったり体を動かしたり声を出したりして、音楽を楽しんでいました。

 今日は第二日程でした。いつもより早めに日程が進んでいます。そんなことをすっかりと忘れて、子供達と共に遊んでいました。

 さあ、いよいよ授業のエンディング。子供達が一番楽しみにしているのが、ジャンケン列車です。みんなで協力して、机イスを後ろに移動し、広い空間を作らなくてはなりません。

僕はいつもタイーマーを用意し、
「用意、スタート!」の合図で、その準備をさせます。
その準備の早いことといったら、

 机イスを後ろに下げ、床に体操すわりをして、僕の方を全員が見るまで!
がタイムとなります。

 ほぼどのクラスも一分以内にやり遂げます。
 それだけ、ジャンケン列車がやりたいんでしょう。

 今日も、3年生の子ども達、1分以内に準備をやりとげました。
 ワクワクとした子供達の顔・顔・顔

ところが!です。

「キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン」

 なんと無情にも授業終了のチャイムがなり出したではありませんか。

この時間は出授業で、しかも4限目です。
さあ、こんなとき、皆さんならどうしますか?

ア.チャイムを無視して、ジャンケン列車をやる!
イ.いさぎよくやめる。

 


 僕は、イ.を選びました。それは、授業を延長することは常に絶対しないようにしていることと、次の給食に迷惑がかかると更に申し訳ないと思ったからです。

 しかし、これからだ~い好きなジャンケン列車ができると思っていた子供達にも、本当に申し訳ないです。

 僕は心の底からあやまりました。
「みんな、本当にごめん。先生がわるかった。本当にごめんね。」

 さあ、子ども達、どんな反応を見せたと思いますか?

なんと…

「先生、いいよ。」
「先生、私たち、歌うほうが好きだし。」
「音楽好きだし。」

そして、あやまる僕に対して、拍手をし出すではありませんか。

パチパチパチ・・・

音楽室に鳴り響く拍手の音。

月並みな言い方ですが、心の底から感動しました。
なんという子供達でしょう。
なんだかドラマみたいでしょ。

子どもって、優しいです。すごいです。

すっごく感動したので、今日の記事にしました。

教師って、本当にすばらしい仕事です。
しあわせです。


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朝のトレーニングタイム [幸せに生きる]

  最近、朝のトレーニングの時間(午前5時30分~7時ぐらいまで)の内容をちょっぴり変えてみました。

  今まではランニングだけだったのですが、日によっては、近所の里山を歩いたり、筋トレをしたり、自転車に乗ったりと、変化をつけるようにしました。これは、体を偏りなく、総合的に鍛えていきたいという気持ちからです。日によって変化があり、これはこれでおもしろいです。

  特に里山を歩くのは、いいものです。家のすぐ裏は山です。山にある送電線の鉄塔へは、登りやすい道がついています。そこを登ります。更に城跡にもなっているので、山の中に歩くルートができています。そこを登ったり降りたり・・・

  緑の中を歩きます。自然を満喫できますし、ガタガタの不安定な山道なので、今までと違った筋肉をつかっているのがわかります。

 なんのために、毎日こんな運動をしているのだろうと思う方もいるかもしれませんね。
 それは与えられた肉体をいつまでも最大限に生かして使っていきたいからです。何もしないでいては、筋肉も身体能力も落ちていくだけです。まず、毎日をイキイキと動ける体を維持すること。そのことがイキイキとした毎日につながっていきます。

 この体と上手に付き合い、幸せな日々を味わっていきたいです。
 久々に、夏山登山、復活しようかなと思っています。


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