大盛り上がりの日食観察会 [幸せに生きる]
今日、合唱団の朝練で、午前7時20分ごろ学校に着くと、なにやらいつもよりたくさんの子供達の声が聞こえます。先生方もたくさん来ています。
そうです。今日は日食の日。有志の先生方と来たい子供達で日食観察会が開かれたのです。
だんだん黄昏のような日光になりました。気温も少し下がったような感じがしました。
そんな中、たくさんの子供達と世紀の一瞬を楽しみました。
いろんなグッズや観測方法が用意されていて、とてもおもしろかったです。
まずこれは、鏡で反射して、日食の様子を観察する方法。三日月のような形に見えます。
これは、箱に小さな穴を開け、中を見ると、日食の様子が観察できるというもの。
中はこんな様子でした。
これは、穴一個のもの。
中には、かなりくっきりとした日食の光が見えました。
これはたくさんの穴を開けたもの。
ランドセルに当てるとこんなふうになりました。
これは、太陽メガネで見たものを写真に写したもの。
写真では今一つですが、これが一番見た目によく見え、感動しました。
ピークの時間にデジカメで直接写して見ると、上の方に、なんだか日食のような形のものが写っていました。
朝早くから、大歓声の中、大盛り上がりの日食観察会でした。
いい思い出になりました。
関係者の先生方と一緒に盛り上がった見てくれた子供達に心から感謝します。
「第79回NHK全国学校音楽コンクール」課題曲講習会を受けてきました [合唱]
今日はNHK全国学校音楽コンクール課題曲講習会を受けに大阪に行ってきました。
午前5時56分のサンダーバードに乗り、着いたのが9時30分前。ちょっと早すぎました。今年の会場は、池田市民会館というところです。
受付は10時からというので、久びさに喫茶店でモーニングをいただきました。朝のサラダがおいしかったです。
今日の講師は、大熊崇子さん。なんと今年の課題曲、「希望のひかり」の作曲家です。更に、藤原一秀さん、合唱指揮者もいます。
作曲家の視点からの講習、いつもと違った講習会で学ぶところが、今年も多かったです。
全部書くときりがないので、 僕の中にひっかかったものを書いて見たいと思います。
指揮の藤原先生は、言葉の練習をしていました。言葉を大切にする意味でも、音読を大切にしていきたいと思いました。
大熊先生のお話しは、曲の構成やどういう意図でその部分が作られたか、といった作曲家の視点がおもしろかったです。
なお文責はすべて私ムッシュにあります。
出だしは、「雨上がりの虹を 追いかけて 自転車を こいだ」という歌詞と共に音がだんだんだ上がっていきます。自転車をこぐ感じで、はずんで一気に歌ってほしいとのことでした。
そして、次が「七色 きらめく 風にのる」きれいな表現でだんだん気分をあげていき(クレッシェンド)、
次に「さっきまでないていた君」さみしさも表現(mp)。
「ほほもかわいて」で明るくしっかり歌う(mf)。
最初のAの部分で、このように次々と表情を変えていって欲しいとのことでした。
そうするために、ピアノ伴奏や和音も工夫されています。本当に考え抜かれて曲は作られてるんだなって思いました。
(v)の部分についてのお話しがありました。詩を読む時は、ブレスしないで読んでほしい。しかし、息をしないで歌ってテンションが落ちてしまうようであれば、わからないように息をすって歌って欲しいとのことでした。
この曲には『ひかり』という歌詞が何箇所もあります。大熊先生は、全部ちがった「ひかり」にしたそうです。意図してそうしたとのこと。題名に関るキーワードなので、意識して歌いたいところです。
また曲の中のまとまりがわかった点も収穫でした。
前奏の時の表情もポイントです。自転車をこれからグングンこいでいこう。希望に向かって!そんな表情(気持ち)を作っていく必要があると思いました。
希望の「キ」の発音も大切です。特に最後の方にはいろんなところから『希望の』『希望の』『希望の』と聞こえてくる構成になっています。言葉を大切にした明瞭な発音が大切だと思いました。
最後にスローペースの「希望のひかり」とハイテンポ、2通りの演奏を聞かせていただきました。全然雰囲気が違いました。
個人的にはハイテンポの方が好きでした。
練習では、ゆっくり。のってきたらハイテンポでやればいいとおっしゃっていました。
今日思ったのは、作曲家の方は、いろんな思いや工夫を一つの曲に込めているんだなってことがよくわかりました。それを和音で表したりブレスや様々な音楽記号で書き表しているのです。作曲家の曲に込めた思いを強く感じました。
だからこそ、一つ一つの記号をおろそかにしないできちんと読み取る作業が必要だってことがわかりました。
その他にもたくさんの収穫がありました。
大熊先生や藤原先生を始め、モデル合唱団の皆さんに感謝です。
ps.帰りがけ、なんと全国コンクール、常連校のM先生に声をかけていただきました。大感激でした。さらに、帰り道、「いつもブログ読んでます」って、お2人の先生に声をかけていただきました。これもびっくりするやら恐縮するやら。さらに、そのグループの中に昨年度と一昨年度、この講習会で講師をされていた大西裕子先生先生がおいでて、卒倒しそうなほどびっくりしました。うれしくって握手してもらいました。知らないところで、たくさんの人たちにこのブログを読んでいただいてるんですね.うれしい一日でした.声をかけていただき、ありがとうございました。心から感謝します。
前校長先生とのコンビ復活!感謝です [合唱]
今日は合唱練習の日でした。久々に前校長先生に来ていただきました。
前校長先生に来ていただいたのは、音程とリズムが正しいか見ていただくため。
今はこの2点を重点的にやっているのです。
ある合唱指導の指揮者に聞いたところ、「合唱はある意味、数学である。」とのこと。
音程とリズムは数字の世界。これは土台にあたる。これがしっかりしていることがとても大切。逆にここがしっかりしていれば、いい合唱になる。
なるほど~と思いました。
そこで今は強弱や表現は考えずにこの2点に重点を置き、指導しているのです。
前校長先生が来るまでの間、いくつミスを指摘されるか、予想してみました。10箇所以内という子が5人。10個以上20個未満というのが残りの子供達でした。
どんなミスを指摘されるかも予想してもらいました。
音程のあやしいところ数箇所。
リズムのおかしいところ一箇所。
伸ばしが足りないことも言われるだろうなあと意見がでました。
そして久々に前校長先生の登場です。
全員笑顔になりました。
一度歌を聞いてもらいました。
最初に言われたのが、(v)の意味。
ここは、ブレス(息)をしてもいいが、むしろしないほうがいい。ということを言われました。
そして、いよいよ歌いながら、ミスの部分をお直しされていく作業にはいりました。
合計10箇所でした。
子供達や僕たちのほぼ予想通りの場所を指摘されました。
新たに勉強になったことがありました。それはV(ブレス)の記号の大切さ。この記号のある所では息を吸い、残りの部分は息を吸わないでがんばって歌うということです。
ブレスの記号のあとには、クレッシェンドの記号がついていたり、長いフレーズだったりして、かなりがんばらないといけないところなんですが、そこを息を吸わないで一気にお腹を使って歌うと、かっこよくなるのです。
そうやって注意してみてみると、聞かせどころ(盛り上げる)前にはV(ブレス)の記号がついているのです。V(ブレス)って、ただついてるんじゃないんですね。
前校長先生の登場により、音楽的な知識が増えました。
前校長先生とのコンビ、復活します!!しかし、今年は僕の味を混くしてのコンビ復活です。本当に感謝です。
どんな合唱が生まれるでしょう。楽しみです。
子供達のやる気を引き出すには [授業]
1時間1時間を勝負していると、金曜日、さすがに疲れてきます。
でも、不思議です。元気になるときがあるのです。
それは、やる気のある子供達との授業。
いろんなクラスがありますが、思わず僕をのせてしまうクラスってあるんです。
ヘロヘロだけど、僕を元気にしてしまうクラス。
ノリノリにしてくれるクラス。
それは、子供達が一生懸命やってくれるクラスです。
そんな子どもたちからは、元気をもらえるのです。
そう考えると、子供達のやる気をいかに引き出すか?ってことが大切になってきます。子どものやる気が、教師を元気にしてくれるからです。
今週思ったことは、悪いところを注意するよりも、良い所をみつけほめていく方が、子どもも僕も元気になれるってこと。そこに子供達のやる気を引き出す秘密がありそうです。そして、子供達を信じて好きでいることかな。
行き着くところはやはり、福井ソアーベ児童合唱団の坪口先生のやり方なんだろうなあと思っています。
ニャンコロリンで大騒ぎ [授業]
3年生の図工を持っています。
今年はA週B週と言って、週ごとに時間割が違います。
図工の時間も2時間続きの週もあれば、1時間だけの週もあるのです。
今週は、1時間だけの図工でした。
そこで、簡単お手軽で楽しく遊べる定番メニュー、「ニャンコロリン」をしました。
ココをクリックしてください。型紙や遊び方が書いてあります。
今年は、ニャンコロリンのネコを改造していいよ!って言うと、けっこう楽しい改造ネコが現れました。そのいくつかを紹介します。
時間の終わりの方では、教室の中で
「せ~の、ニャンコロリン」
やったー立った!!!
大騒ぎでした。
僕の定番メニューです。