感を大切にする [授業]
子供達と授業をしていると、「感を大切にしなくちゃ」と思います。
それは、感動であったり、感謝であったり、感情であったり、感覚であったり。
つまり理屈ではないのです。
わかるという理屈の世界ではなく、楽しいという感覚の世界。こっちの方がとても大切だと思います。特に音楽の授業では、そう思います。
今日は、楽譜にfやpを付けてみようという課題をしました。
CDの範唱を聞かせ、子供達にそんな作業をさせてみました。
理屈ではわかるのですが、楽しくありませんでした。
もっと楽しく感じられるようにできなかったでしょうか。歌いながらとか、感覚の世界で感じられる方法がきっとあったはずです。
これはあらゆる学習でもいえることじゃないかと思います。
仮説実験授業では
「わかるけれど楽しくない授業」と「わからないけれど楽しい授業」を比べると、どちらが良いか?という質問に対し、
後者の方がいい!!としています。
僕もまったく同感です。
「わかるけれど楽しくない授業」は理屈を重視した授業です。
「わからないけれど楽しい授業」は感覚を重視した授業だと言えます。
そして僕は、理屈よりも感覚が優位のような気がするのです。
理屈ではわかるんだけど、なんか違うんだよな~って感覚。そんな感覚に結構支配されます。
まして子どもは、なおさらそうだと思います。
そんな意味で、今日はいい経験をしました。
子供達の感を大切にしていきたいと思います。
楽しいという感覚。まずは楽しさです。