水泳指導に参考になる映像とサイトの紹介 [授業]
体育の授業を持っています。そしてプール開き。久々の水泳指導です。
水泳指導、いろんなやり方がありますが、クロールの指導で、とっても参考になった映像とサイトがありましたので、紹介します。
オーソドックスなやり方ですが、子供達を伸ばせそうな気がします。
今日は、この映像を元にボビングとけのびをやってみました。
6年生ですが、結構楽しそうにやってくれました。
また、けのびって、水中での姿勢を作る上で、とっても大切だと思いました。基本に忠実な指導だと思います。
水泳指導、どうしたらいいだろうか、という方に参考になるサイトだと思います。
もう一つ、これもおもしろかったので、アップします。
音楽科学習指導案。研究授業をすることになりました。 [授業]
級外ですが、研究授業をすることになりました。
うちの学校は、算数の研究ですが、僕の場合は音楽の授業を見ていただくことになりました。
今日作った指導案をアップします。
多分、本来の形式から大きくずれた書き方だと思います。
けど、若い先生方の参考に少しでもなればと思いで書いた指導案です。興味のある方は、どうぞご覧ください。
第3学年 音楽科学習指導案
日時 平成24年6月27日(水)4限
1.指導目標
・ 音楽の楽しさを感じながら、基礎的・基本的な技能を身につける。
・ 4拍子のながれにのって、えんそうしたり聞いたりすることができる。
2.指導にあたって
今回、授業をするにあたり、自分のやっていることが若い先生方の参考に少しでもなればと思っている。そこで、本学校研究の指導案の書き方とは大きく違う形になった点、ご了承していただきたい。
音楽の授業で僕が最も大切にしたいことは、「音楽の楽しさを感じてほしい」ということである。その上で基礎的・基本的な技能が身につけられたらいいと思っている。なかなか上手くいかないことが多いが、今回の授業で、その一方法をお見せすることができたらと思っている。
(音楽の)授業を楽しくするためにやっていること
①環境の保障
音楽の授業で一番大切な事は、自分を出せる環境づくりだという。「たとえ少々音がはずれたとしても、自分を出し、精一杯声を出すことが正しいこと。」これは全国レベルの合唱指導者である丸山久代先生から学んだことである。そんな環境を保障するよう、授業開きの時から繰り返し言ってきたことである。
②ユニット授業
ユニット授業とは、1時間をいくつかのユニット(部分)に分け学習する方法である。東京の杉渕鉄良先生から学んだ授業形態である。このような形にすれば,授業の内容も変化に富み,子供達も飽きが来ない。ユニットでの繰り返し,積み重ねが子供達の力を伸ばす。さらに,授業の変化,教師の力量アップにもつながると感じている。また、この方法は、他教科にも応用できると思う。
③「音楽カルタカード」で準備運動
音楽の授業では、最初に「音楽カルタカード」を何度も声に出して読み繰り返すことで、音楽の学習に取り組めるような状態を作るようにしている。ポイントは、スピード・テンポと変化のある繰り返しである。体育の準備運動に似ている。また同時に記号を自然と覚えていく。他教科でも、意識してこのような準備運動的な学習を取り入れてきた。
④指導は、長所伸展法で
全体指導で意識していることは、良い点をほめ、繰り返すことである。その方が、子供たちの伸びは大きい。「例:そこ、うまい。もう一回」
また全体的に良くない場合でも、その中でがんばっている子はいる。そこに意識を向ける。注意する指導よりも、がんばっている子に着目し、ほめる方が、こちらも子供も気持ちよい時間を過ごすことができるし、時には全体が良いほうに流れていく場合がある。(なかなかうまく行かないが)
⑤一人一人の指導
全体指導の力量を高めると同時に個々への指導も大切である。音楽の授業では、一人一人の声を聞いて歩き、良い点を短く言って歩いている。福井ソアーベ児童合唱団の坪口純朗先生から学んだ方法である。他教科でも、応用可能だと思う。(例:机間巡視しながら、字のきれいさやがんばっている点などをほめて歩く)
⑥パソコンの活用
授業では、ものの準備が大切だと思っている。訪問させていただいた全国レベルの合唱指導者は、どの方も、ものの準備を十分すぎるほど行なっていた。まして音楽が専門でない僕にとって、モノを十分に用意し見せたり、聞かせたりすることは大切なことだと思っている。
本校の音楽室は、パソコンの画面がすぐにスクリーンに写るようになっている。自作の教材がデスクトップに学年ごとにフォルダに入れてある。ご活用していただけたら幸いである。
書き出したら、きりがないので、授業後、質問や御意見があったら、お聞きいただければと思っている。また、アドバイスなどもぜひいただけたらと思っている。
僕が音楽の授業にのめりこんだのは、他教科への応用が利くと感じたからである。若い先生方にとって自分の授業や指導に少しでも参考になる点があればと思っている。
3.本時の学習
ねらい
・音楽の楽しさを感じながら、基礎的・基本的な技能を身につける。
・4拍子のながれにのって、えんそうしたり聞いたりすることができる。
1.準備運動的活動
●ソアーベ体操
●音楽カルタカード★(1~32まで)
・超高速読み 1人で 2人で 3人で(30秒制限)
・指差しカルタ1人(5問)
・指差しカルタ2人対決(5問)
・言われた番号の記号の名前を言う(5問)
留意点
・スピードを意識し、テンポよく繰り返す。
★2人組み、3人組等、グループでの活動を取り入れる。
●今月の歌「はじめの一歩」
スコアメーカーで作ったファイルで歌う。
留意点
・一人一人の声を聞き、短く評価していく。
・いい部分をほめ、その部分を繰り返す。
●リコーダー
イージー8① モアイージー8① イージー8②
笛星人 手拍子 リコーダー
留意点
・子供達一人一人と目を合わせるようにする。
・姿勢の良い子をほめる
・パソコンの画面を見せる。
●歌「とどけようこのゆめを」
スコアメーカーで歌う。
留意点
・パソコンの画面を見せる。
・いい部分をほめ、その部分を繰り返す。
・4分の4拍子の意味について
4拍子のながれにのって、聞くことができる
「とどけようこのゆめを」を4拍子の流れにのって聞く。
留意点
★一人で、二人一組でスピード変える(速く、遅く)など、変化をつけ、繰り返す。
●新しい世界(教科書P19)を4拍子の流れにのって聞く
◎4拍子の流れにのって手拍子することができる。
まとめ
●「ジェンカ」でジャンケン列車
◎リズムに乗って、動くことができる。
なんだかあれもこれもといった感じの指導案ですが、たくさんの引き出し(技)を見ていただいて、若い先生方に取り入れていただけるものが一つでもあれば・・・と思っています。
いつの間にか総走行距離4万km [幸せに生きる]
今日の午後は、場所を変え、広い平野の中を川沿いにひたすら走りました。
いつもは山に沿うように走っているので、まったく違った感覚でした。
外国の広い平原を走ると、こんな感じなんだろうなあと思いながら、ただひたすら走りました。外国へ行かなくても、行った気分。得した気分です。
やがて、だんだん気持ちよくなりました。ランナーズハイでしょう。
ひたすら無心に走る。意味がないようで、実はぼくにとってとても意味があることです。心の中のモヤモヤがいつのまにか消えていってしまうのです。そのあとのお風呂の気持ちよかったこと。
走り始めて、いつの間にか総走行距離4万kmを過ぎていました。地球を一周したことになります。これも、こういう気持ちのいい時間の少しずつの積み重ねの結果です。
梅雨入り前のさわやかな天気のもと、幸せな時間でした。
合唱団でも導入した教え合い。中々いい感じです。 [合唱]
合唱団、今年は新人の子が多くいます。そこで、今までの経験者と一対一で組ませることにしました。発声練習の時は、向かい合い、指導させます。
ほっぺをあげたり、姿勢を治したり、口の開け方を見せたり。
これが中々いいのです。
経験者は何年もの経験で、それなりの知識を持っています。それを新人に教えることで、自分の中で定着していきます。 新人の子供達も、いつも見てもらえるので、上達が早い感じがします。
経験者は新人の子供達を、自分の妹のようによく面倒を見ています。
そして、上の子と下の子のつながりが生まれます。
教えあい、学び合いが流行っていますが、合唱団でも導入した教え合い。中々いい感じです。
全体指導になりがちな合唱団指導ですが、こういう子供達同士の関りを持たすことの大切さを最近、感じています。
PS.授業でも同じですね。どこかで子供同士の関りを持たす活動を入れると盛り上がります。
ピアノという新しい世界が開けそうです [合唱]
この写真を見てください。
うちの学校の音楽室の写真です。
前に電子ピアノとパソコンが見えます。
僕はこの中に座り、パソコンの操作と、電子ピアノの操作もします。
そうです。ピアニストがいなくなった今、僕がピアノで音とりをするようになったのです。
すごい進化だと思いませんか。
ただしそのための準備は大変です。
この楽譜を見てください。
これは楽譜に全て階名を書き込んだものです。♭には、赤い〇をつけてあります。
これを頼りに音とりをします。
これは子供達にもわたしてあります。ピアニカで音とりの練習をします。
子供達にさせる以上、僕もしないわけにはいけません。
やってみると、僕にもできました。
今では、音程のあやしい所は、僕が電子ピアノで音をとり、音の確認をしています。と言っても、あやしい音だけを単発で弾き、子供たちの音が合っているかどうかを確認している程度ですが。
そうは言っても、僕にとっては各段の成長です。
伴奏はできなくても、音とり程度はできそうな感じがしてきました。人にやってもらうより、僕がやった方が速い感じです。
人間、やればできるものです。ピアノという新しい世界が開けそうです。