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Nコンに向けての準備の一日 [合唱]

 今日は、Nコンに向けての合唱練習の準備の一日に当てました。

まず、課題曲「希望のひかり」の修正部分の確認。

  それから、自由曲の楽譜を分析しました。
  そこでとっても役にたったのが、武田雅博先生の短時間でうまくなる合唱指導です。

音楽指導ブック 短時間でうまくなる合唱指導

音楽指導ブック 短時間でうまくなる合唱指導

  • 作者: 武田 雅博
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2011/08/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 特に書き込みのすすめとして、
楽譜上の楽語や指示記号があるところすべてに自分の言葉で具体的なイメージを書き込んでみるのです。fの所にただ「強く」「大きく」ではいけません。「大聖堂に響く鐘のように」とか「群集の悲しい叫びのように」といったように書き込むのです。

 という部分が参考になりました。さっそく自由曲の記号のあらゆるところに書き込みました。なかなかうまく行きませんでしたが、合唱指導では具体的なイメージを持たせるために、例えが有効です。その例えを考える訓練になりました。合唱指導は奥が深いです。これだけでも、授業がうまくなる訓練になります。

 また、勉強になったことが一つ。それは、声を止めるとき、3つの方法があるということ。
1つは、口で。
2つ目は、喉で。
3つ目は、腹で。

合唱では、この3つのうちのほとんど一つの方法しか使わないそうです。
上のどれでしょう?

 正解は、3つ目の腹です。
腹でとめるって、よくわからないかもしれませんが、具体的に言うと、喉を開けた状態で、息をだすのをやめるのです。すると、語尾がやわらかくなります。
喉や口で声を止めると、雑な感じの終わり方になってしまいます。
自分でやってみて、よくわかりました。

さらに僕は男なので、喉で声を止めたとき、喉仏が上に上がります。
けどお腹で止めた時、喉仏は動きません。
これ、明日、子供達に実演して見せてあげようと思います。

いや~~、合唱って奥が深いです。
だからこそ、おもしろい。

さあ、明日からがんばります。


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