今年の結果は、銀賞でした [合唱]
今年の結果は、銀賞でした。
悔しくてしょうがありません。
子供達の願いをかなえてあげたかったです。
僕自身、金、銀のこだわりはありませんでした。
しかし、今年入団した子供達の願いは、口をそろえて「Nコンで金をとりたい」と言いました。入団してくれた子供たちの願いを叶えてあげたいと心から思いました。
今年はがんばりました。
しかし、優勝校は、本当にすばらしい演奏でした。
コンクールの後、泣いている子供達に頭を下げました。
「先生が悪かった。君達は素晴らしい演奏をしたよ。」
保護者の皆さんにも、お礼の言葉と同時に頭を下げました。
子供たちの願いを叶えてあげることのできない自分には、合唱指導者としての資格がないのではないかと心から思いました。
昨日から今日にかけて気持ちの整理がつかない時間を持ちました。
僕は、福井ソアーベ児童合唱団に憧れて、合唱を始めました。
そこでは、みんな笑顔でした。温かく幸せな空気に満ち満ちていました。
亡くなった坪口先生のように生きていきたい。
歌は楽しむためにある。人生は楽しむためにある。
合唱を通して、子供達や家族やそれをとりまく人たちを幸せにできたら・・・という思いがありました。それが世の中に貢献し、自分の幸せにつながると思っているからです。
だから今まで僕は合唱に夢中になってきました。歌を通して、いろんな人の笑顔を見るのがすきなんです。
でも、今回の体験は、その考えを根っ子からくつがえすものでした。子供達をこんな気持ちにさせるくらいなら、
今一度、合唱とは何か?そして、僕は何のために合唱をやるのか?何のために生きているのか?ということを根本に帰って考えてみたいと思っています。
しかし、子供達や保護者の皆さんは温かいです。優しいメッセージがたくさん送られてきました。それを読むたびに熱くなりました。
いろいろと考えていきたいと思っています。
今が人間としての成長のチャンスなのかもしれません。