前田美子の合唱指導VOL.2 むさし野ジュニア合唱団風 発声からステージングまでより その2 [合唱]
前田美子先生の合唱団への指導を見て、メモしました。ステージングのための練習の様子です。
次々と小学校低学年から中学年ぐらいの子供達のソロが続く。
ソロの歌声。自然な声。芯がある。鼻に響かせているのがわかる。息漏れがない。いい声です。
セリフ…上手である。芯のある美しい声。音読と歌声はリンクしていることがよく分かります。
歌声のように音読する。音読のように歌う。
歌にあわせて自然に体を動かしている。
かなり動きがついた歌を歌っています。
前田先生の言葉かけ
「ことば」
「上を見て」
「しっかり伸ばして」
セリフの練習を何度も繰り返している。
「間をおいて」
「命を入れて。」
「みんなは言っている人を見てね。」
「楽譜は気持ちで見てね。ずっと見てたらだめ。」
声の強さを、数字で言っている。「50」「70」「100」
音へのこだわりがすごい。
「わらべが丘」
ソプラノ
メゾ
ソプラノ+メゾ
アルト
アルト+メゾ
ソプラノ+メゾ+アルト
この順で3部のハーモニーを作っている。
「中空いてない」
「力でもっていかないで」
「言葉が変わった時に響きが変わっちゃうから、それだけは変えないで」
この映像は、ステージのための仕上げの練習のようでした。
全体指導もありますが、一人一人の声かけもありました。
全体+個の指導を感じました。
真剣でありつつも、どこかに余裕(笑い)がある指導。この二つを言ったり来たりといった感じです。
真剣さは、音へのこだわりです。
笑いは、ほっとさせる雰囲気をかもし出します。
緊張感がありつつも笑いのある指導です
明日から大阪へ行きます。「音楽グルメの会」の夏期「音楽教育講座」へ一拍二日の旅です。
前田美子先生もおいでになります。
勉強してきます。