呼吸トレーニング [合唱]
音楽グルメの会での眞鍋なな子先生の基本のお話が、今の僕たちにとって大切なことだなって、今思っています。
そこで、今日はその講座の中で実際にやった呼吸トレーニングについてまとめてみます。
①呼吸
息「自分の心」と書く。呼吸が大切。
寝ている時が一番自然な呼吸・・・鼻で呼吸し、お腹がふくらむ。これが正しい呼吸(腹式呼吸)たくさんの息(エネルギー)が入る。
★呼吸法トレーニング1
①鼻ですって、一番お腹が出たところで息を止める。口を開けて、息をはく練習
②鼻ですって、一番お腹が出たところで息を止める。口を開けて、「ア~」と声を出す練習
(表情はゆるめる感じ。顔の穴7つ全部あけてすう。笑顔を作りながら、自然な発声)
肩をあげないで、音を立てないで息ができるように
(友達とペアを組み、後ろから肩に手を乗せて確認しあいながら)
この呼吸法を意識してもみじを歌う。
★呼吸トレーニング2
メトロノームを60/分で鳴らす
わき腹に手を置き、
①4つで吸って、2つであけて、8つはく
②2つで吸って、2つであけて、8つはく(後半の4つはクレッシェンドではく)
③今度は上のリズムで声を出す。(後半の4つはクレッシェンドで口の中もあける)
④1個で吸って、1個であけて、8つ声を出す
⑤吸うのとあけるのを同時にする。「123吸ってあけて」8つ声をだす。
これをやってもみじを歌う。
あきのゆうひに(吸ってあけて) てるやまもみじ(吸ってあけて)
こいもうすいも(吸ってあけて) かずあるなかに(吸ってあけて)
呼吸のトレーニングを曲でどのように使うかということを体で理解させることが大切。呼吸を意識させて歌わせる。
吸ってあけるのと同時に笑顔にする。
呼吸を意識してもみじを歌う。息を吸うとき「吸ってあけて」と声をかけている。
稼働域を広げるために
①体を斜めにし、わき腹を手で押さえながら、呼吸トレーニングをする。
②逆に傾けてもやる。(横腹に息を入れる)
③腕を90度に上げ、肩甲骨を合わせ、胸を広げるようにして、呼吸トレーニングをする。
「123吸ってあけて」8つ声をだす。
この後再び、呼吸法を意識してもみじを歌わせる。「吸ってはいて」と声をかけている。
実際にやった呼吸トレーニングを書き出してみました。
講座でやってみて感じたことは、普段こんなに呼吸を意識していなかったなあということです。また呼吸を意識することで、歌声も変わったように思います。
子供達を見ていると、息を吸う場所がバラバラだったり、十分に息を吸ってなかったりしています。息は声のエネルギーの元。車でいうガソリンのようなものです。
まずは、基本に戻って、呼吸法を意識したトレーニングをやってみたいと思っています。