息子と共に合唱団のコンサートを楽しみました [合唱]
今、合唱のコンサートに来ています。
コール・リプルという地元の女性合唱団のコンサートです。
この合唱団とは、とっても縁があります。
指導者の人は、僕の家から50mと離れていない場所に住んでいる方なのです。
この方は、この世界では有名な方で、コンテストの審査員なんかもされています。
この方の奥さんは、僕の息子のピアノの先生でした。
そうそう、僕も大学生の頃、奥さんからピアノを習いました。
また、僕の奥さんが最近入った合唱団でもあります。
本当に深い縁でしょ。
今日はこのコンサートを息子と一緒に見ました。
まず、レベルの高さに驚きました。
経歴をみると、おかあさんコーラスの全国大会にも出場したこともある実力派なのです。遠くフィンランドへ海外遠征をしたこともあるそうです。
美しいハーモニー、心が落ち着く歌声でした。
どの歌も、強弱やメリハリがありました。かといって、気張って歌っているようでもありません。繊細な声。華やかな声。ドラマがありました。とても丁寧で美しい世界。軽やかに美しく音楽の世界を奏でていました。
奥さんは、入団したばかりの新人です。ドイツ語あり、フィンランド語あり、イタリア語あり、フランス語あり、バスク語あり、ラテン語あり、イスラエル語あり。世界各国の言葉が入り乱れていました。そんな歌をよく覚えたもんだと思います。アカペラで次々と続く美しいハーモニー。そこには美しい芸術の香りのする音楽の世界がありました。
また、この合唱団のご主人たちが臨時に結成したダンナーズという男声合唱団もすばらしい歌声でした。僕も誘われていたのですが、夜が弱く、今回はパスさせてもらいました。
大きなホールでした。音響がすばらしい会場でした。一つ一つの子音や紙をめくる音、息遣いまで聞こえるようでした。いつか僕たち合唱団も、この会場でやりたいなあと思いました。
結成25周年ということだそうです。こうやって続いていることのすごさを感じます。
僕に続いて、いつしか別のお誘いで合唱の世界に入ってしまった奥さん。本当に奇妙な縁だと思います。
公演後、さわやかすっきりした笑顔でした。コンサートの満足感に浸っているようでした。
息子と実家のおじいちゃんと共にいい音楽の時間を過ごせました。
本当にいい時間をありがとうございました。