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鉄拳のドキュメンタリー『情熱大陸』 [その他]

 昨日から、鉄拳さんのパラパラマンガを検索しては、いろんなものを何度も見ています。
 どのお話も温かくてホノボノしていて、いいもんです。

 さて、その鉄拳さんが、最近テレビのドキュメンタリーに出たということを知りました。情熱大陸という番組です。
 以下のサイトで、その番組が見られます。

121224 情熱大陸 鉄拳

 素顔の鉄拳さんは、とてもシャイな方でした。素顔でも、マスクで顔を隠すような方でした。あのような派手なメークをして、芸をするような方には見えませんでした。

 そして、ある言葉がすごく印象に残りました。

僕は「鉄拳」という役を演じているんです。

 なんだか僕自身もすごく共感するものがありました。僕もある部分では、鉄拳さんと同じ部分があるのです。実は、結構シャイなんです。

僕は「教師」という役を演じているんです。

 学校では普段の僕とは違った役を演じています。僕の場合は、「教師」という役です。
 これは仕事をされている人なら、共感する方も多いのではないでしょうか。

 素のままの顔で仕事をされている人もいるでしょう。でも、そんな方でも、ある場所では、違った顔を持ち演じている部分があるのではないでしょうか。
 人はいろんな顔を持ち、生きていると思います。
 鉄拳さんは、メイクをすることで、その役になりきっています。
 僕の場合は、教壇に立つことで、その役になりきっています。

 以前は、それは良くないことではないかという思いもありました。
 もっと素のままで、自然体でできないか。
 普段と違った顔を見せることは、ある意味ウソをついていることにはならないか。
 そんな思いがどこかにありました。

 しかし、今は、それは受け手に対するサービスであり、思いやりであると考えています。役者は見る人を楽しませるため、舞台の上で精一杯演技をしています。僕も同じなのです。その役になりきって、子供達を満足させる。明るい笑顔で、楽しい雰囲気を作る。そのための役なのです。

 鉄拳さんから発展して、いろんなことを考えてしまいました。
 人にはいろんな部分があり、人はいろんな顔を持ちます。そして、それぞれが自分自身なのです。一くくりにして、「こうだ」と決め付けられるものではないと思います。

 だから、いろんな可能性もあるのです。

 だから、人間はおもしろいのかもしれません。


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