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音楽が苦手でもできる楽しい授業!?その4 「歌のコーナー」 [授業]

  一時間を3つから5つのコーナーに分けて行なうこと。それが、音楽の授業に変化を持たせ飽きさせない工夫です。

1.準備運動のコーナー
2.歌のコーナー
3.器楽のコーナー
4.(歌のコーナー)
5.(遊びのコーナー)

 今日は、4番目の(歌のコーナー)について書いてみます。
この(  )の意味は、クラスによってやる場合とやらない場合があるということです。

 歌が大好きなノリノリのクラスだったら、このコーナーをやるし、歌はちょっと・・・というクラスはパスします。級外としていろんなクラスとお付き合いしてみると、同じ事をやっているはずなのに、いろんな雰囲気になります。その場の空気をよんで決めます。

 後半の歌のコーナーは、今まで歌ってきた歌を、次々と歌う♪と思ってください。
まさにカラオケの世界です。次々に、カラオケCDでうたいまくります。

 歌いなれた曲って、けっこう喜ぶものです。今まで歌ってきた曲の中で好きな曲を次々と歌うのです。
 ただ歌うのではなく、ワンポイントアドバイスもし、レベルアップをしていきます。
これは音楽が苦手な人には難しいかもしれませんが、言葉かけのキーワードを書いて見ます。

・山場をつくる
・声を飛ばそう
・強弱をつける
・言葉の頭をはっきり
・言葉のおしまいはていねいに
・子音を意識する。等

 なお、このコーナーの歌は、もうまとめの段階になっているので、次のようなことをすると喜びます。

レコーディング・録画など

 これをあとで全員で見て、感想を言わせたり、感想文を書かせたりします。いいことを見つけさせるようにしています。鑑賞の評価に使えます。この作業も、自分達の進歩が感じられるような時間にしてあげたいです。
 
 百聞は一見にしかずといいますが、これをすると、自分の口が十分に開いてなかったり、表情が乏しかったりということに気づきます。教師が注意するより、自分で気づくことができるという点でもいいと思います。

 歌のまとめでは、ビデオやレコーディング、あるいは誰かに向けての発表など、何らかの形にするようにしています。

PS.教科書にはた~くさんの歌が載っています。週に1~2時間の音楽の時間で、これを全部歌うのは無理なことです。実際全部歌わなくてもいいのです。
 だからたくさんある中で、子どもたちが楽しんでくれるような曲を選べばいいんです。
 しかし、各学年に共通教材というのがあって、これは、うたわなくてはいけません。
 だがしかし、1~4年生までは4曲すべて指導しなくちゃいけないのですが、5、6年生は4曲中3曲の指導でいいそうです。知ってましたか?


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