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音楽が苦手でもできる楽しい授業!?その5「遊びのコーナー」 [授業]

  一時間を3つから5つのコーナーに分けて行なうこと。それが、音楽の授業に変化を持たせ飽きさせない工夫です。

1.準備運動のコーナー
2.歌のコーナー
3.器楽のコーナー
4.(歌のコーナー)
5.(遊びのコーナー)

 いよいよ最後の(遊びのコーナー)までやってきました。この(  )の意味は、クラスや時間の関係でやったりやらなかったりするって意味です。でも、終わりよければすべて良しって気分になってほしいので、なるべくやるようにしています。

   これは、ずばり音楽で遊ぶコーナーです。

定番の3つの遊びを紹介します。

★ジェンカでジャンケン列車
 フォークダンスでジェンカってのがあります。
「右右・左左・前・後・トントントン』って合言葉ですぐに踊れるようになります。
音楽にはリズム感が必要です。リズム感をつけるのにとってもイイよって、言ってやっています。実際、リズム感のある子は、ジェンカも上手です。
またこれ、合宿でも定番のフォークダンスです。6年生の合宿でやるよって言っています。
 音楽をとめたら、近くの人とジャンケンです。本当に毎回盛り上がります。

★手拍子遊び
 これは、手拍子を使った遊びです。あまり時間がない時に行ないます。これもリズム感覚が養われます。詳しくは、ここを見てください。(音符や音源もあります)
音楽の授業や気分転換にお勧め。手拍子遊び 
 やればやるほど上手になっていきます。

★拍手で何秒
 座っている順番に一人一人拍手をしていきます。
パン・パン・パン・・・・・
 全員拍手し終わるまで何秒かかるか?っていう単純なゲームです。
でも、これ結構集中力を要します。
また、全員で協力しないといけないゲームなので、一体感を生みます。
 ちなみに30人のクラスで、5秒というのが最高記録です。
注:あくまでも、お遊びだって気持ちでやらせてください。うっかりしてた子や失敗した子を責めない雰囲気、とっても大切です。

おわりに
 このシリーズ、とうとう終わりました。最後までお付き合いありがとうございます。
音楽が苦手でもできるというポイントで書いたつもりでしたが、いかがでしたでしょう。

  音楽の授業というのは奥深いです。
 国語や算数の授業だと、子供達はある程度、「勉強しなくちゃ」という意識があり、少しぐらい強制的でも授業は成立しやすいところがあります。
 でも、音楽の授業はそういうところがありません。子供達の心を解放させないと楽しい音楽の授業にはなりにくいです。でも、解放させすぎると、授業にならなくなってしまいます。その加減が難しいところであり、おもしろいところです。ある意味、強制力のきかない音楽の授業がうまく行けば、他の授業もうまくなると感じています。

  音楽は、感情の世界でもあります。音楽の授業をやればやるほど、楽しさが一番大切なことなんだなって思います。
 このシリーズが、少しでも皆さんの楽しい授業作りのお役にたてばうれしいです。
 また、もっと楽しい方法があれば、教えていただけるとうれしいです。

 最後に、僕の授業に対する考えをうまく言っているなあと思う名言で終わりにします。

「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。斎藤茂太


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