僕流のものをみつけたいなあ [合唱]
昨日、一昨日と、とても充実した二日間でした。
すばらしい指導を見ました。
全国から集まる熱い人たちを見ました。
Nコンに向けて、だんだん熱くなっている自分がいます。
しかし今日の朝練では、一人で熱くなっている自分がいました。
たしかに子供達も子供達なりにやってはいるのですが、僕の要求水準には動いていないように感じます。
もっと熱くなってほしいなあ。
そう感じながらも、飛ばしすぎかなあ、という自分も感じ、練習を終えました。
さて、今日は月曜日です。
毎週月曜日は、具合の悪い子が何人も出ます。
教室に入れない子。
寝不足の子。
お腹の痛い子。
廊下をうろうろする子。
そんな子供達への対応をする中、合唱団の子供達は良くやってるなあという思いがだんだんわいてきました。
子供達にとって大切なのは、今です。
今の楽しさ。
今の喜び。
そんな衝動で動く子供達にとって、楽しさを一番にすることが大切なんだろうなあという気持ちになってきました。
コンクールでは、歌の技術の向上が求められます。
しかし子供達は今の楽しさを求めます。
その相矛盾するところをうまく指導するのが、良い指導者だと言えるのでしょう。
昨日見た、武田雅博先生のご指導がそうでした。
コンクールの歌の指導。難しいです。
僕はいつもガンガンに熱くなる指導となってしまいます。
でも今年は、自分自身の肩の力を抜いて、今を楽しみながら、でもやることはしっかりやって、いい歌に仕上げていきたいと思っています。
そうすると、難しいことをさりげなくやるソアーベの坪口先生のような境地になるのでしょうね。
僕流のものをみつけたいなあ。
今、自分自身の成長を求められているような気がしています。