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歌のテストで感動!! [授業]

 今日は6年生と5年生の歌のテストをしました。
僕の歌のテストのやり方は、ちょっと変わっています。
一人一人歌わせません。

 全員で歌わせ、ソアーベの坪口先生のようにその間をうろうろし、一人一人の歌声を聞いて歩くのです。その時、いい歌声の子の手には、シールを貼っていきます。
 あとで、シールを貼られた子に立ってもらい、番号と名前を言ってもらいます。
僕はそれをエンマ帳(古い言い方ですね)に記録していくのです。
 これだと歌のテストと言っても子供達のプレッシャーは少ないです。
 僕は、のどの奥を空け、前に声が飛んでいる子を選んでいます。

 後で、シールを貼られた子供達だけで歌ってもらいます。真っ直ぐなとてもいい歌声が響きます。見ている子供達に、選ばれた子供達の姿勢や声の出し方で気づいたことを言ってもらいます。

 姿勢がいい。
 お腹を使っている。
 口が縦にあいている。

そんなことを子供達は気がつきます。
そのテストの後にみんなで歌わせると、また歌声が良くなります。
テストは、みんなの歌声を引き出す効果もあります。

 さて、6年生の歌のテストの時に、とても感動することがありました。
 6年生は、「おぼろ月夜」で歌のテストです。
 シール方式のテストだけでやめようかと思っていたのですが、ためしにこんなことを言っていました。

「二人でハモってみようという人はいますか?」

  するとどうでしょう。どんどん子供達が立ち、10組、合計20人の子供達が挑戦することになりました。

  僕はビックリしました。普通6年生だったら、こんなことはありえません。せいぜい合唱団の子どもたち+数名というところがいいところでしょう。
 しかし、今日は男子3組を含めた総勢20名のチャレンジャーの登場です。

 順番に歌ってもらいました。
 合唱団の2組はとても上手にハモリました。それ以外の子どもたちはうまくいきませんでした。それでもこんな難しいことに挑戦する6年生の子供達がこんなにたくさんいたことを大いにほめました。

「先生はこんな6年生、初めてです。君達はいいクラスだなあ。だって、みんなの前で歌って笑われるような雰囲気のクラスだったら、こんなにも挑戦者は出ないもの。みんなの前で、こんなにたくさんの人が挑戦できるって、いいクラスの証拠だよ。」

  そして、こう続けました。
「今日挑戦したみんなに拍手!!」
 大きな拍手がわきました。

 あとで担任の先生にもこのことを報告しました。
「とってもいいクラスですね。子どもたちをほめてあげてください。」

  音楽の授業をしていると、時として、とても感動する瞬間があります。
 今日は、子供達に感動しました。