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今日は素晴らしいものを見ました。Nコン富山県コンクール [合唱]

 今日は素晴らしいものを見ました。
ある方のお勧めでNコン富山県コンクールを見に行ったのです。
「富山はレベルが高いよ」って。

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 小学校の部は、3校出場でしたが、3校とも本当にレベルの高い歌声でした。
昨年度全国大会に出場した出町小学校は、さすがでした。
曲の作りがていねいですばらしかったです。

 2校目の井波小学校は、自由曲にグッときました。三善晃作詞作曲の「ふたりで」という曲でした。歌の最後で、「ふたりで」の深い意味がわかり、心にぐっと来る歌でした。

 僕が一番感動したのが、3校目の福野小学校です。
 この学校、なんと1年生も出場していたのです。さらに合計26人という人数。本当に小さい子がたくさんいます。

 指揮者の先生は男の先生でした。迫力のある風貌でしたが、子供達がその先生を大好きだってことが、遠目から見てもよくわかりました。
 どんな歌声なのだろうと思いながら、聞いてビックリ。1年生から6年生という多学年の歌声がうまく溶け合い、本当にすばらしい歌声なのです。そして、声も十分に飛んできます。歌のつくりもとてもていねいでした。
 
 そして、自由曲で更に感動しました。
あの名曲「わたしが呼吸するとき」だったのです。

  この歌、僕たちも3年前に歌いました。歌声を聞いていると、その当時を思い出し、胸が熱くなってきました。

 さらに感動したのが、小さい一年生の男の子が、山場でグーの手を作って思いっきり歌っている姿。
小さい女の子が、前後にゆれながら、思いっきり歌っている姿。
一人一人が、自分達の精一杯の役割を果たそうと一生懸命歌っている姿です。歌声を聞きながら、そんな姿をみているうちに、涙が出そうになりました。その先生の指揮により、26人という人数にも関らず、どんどんすばらしい世界が広がっていきました。温かい空間がそこにありました。

 あ~、合唱ってすばらしいなあと思いました。
 そのメンバーで、それぞれを精一杯輝かせた歌を歌えばいいんだなあと思いました。

 あまりに感動したので、演奏後、指揮者の先生の所にあいさつに行きました。

 この歌声を聞いて、新しい世界を見たような気がします。賞を超越した歌の魅力を感じました。
 本当にいいものを見ました。僕に元気をくれました。すばらしい演奏に、心から感謝します。

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ps.NコンのHPを見ると、出町小学校、福野小学校、二つとも金賞でした。おめでとうございます。


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