今朝はミーティングをしました [合唱]
今日の朝練で、団員たちに、僕の悩みを伝えました。
自分の中には、二つの自分がいる。
一つは、人を感動させるようないい歌を歌ってもらいたいという自分
もう一つは、ソアーベみたいに、楽しみたいという自分。
その両方を行ったり来たりしている。
そして、これからどちらか一つで行きたいと思っていること。
団員たちにどちらがいいのか、話し合ったもらいました。
グループごとに話し合ってもらったのですが、次のような結果になりました。
6年生は、楽しみたい。
5年生以下は、感動させるような歌を歌いたい。
意見がみごとに分かれました。
楽しむのだったら、歌のレベルのことは考えず、ある程度指導はゆるくなります。
感動させるような歌だったら、ある程度指導は厳しくなります。
両方両立できれば一番いいのですが、僕には難しいです。
今までいろんな合唱の世界を見てきました。いろんな指導者を見てきました。指導には、その人となりが出ていました。すばらしい歌を歌う合唱団には、明るい中にも、それなりの厳しさがありました。
唯一違ったのが福井ソアーベ児童合唱団でした。この合唱団は、楽しい雰囲気の中で知らず知らずのうちにいい歌が歌えるようになる合唱団でした。しかし、これは故坪口純朗先生の力量によるところが大きいと今は思っています。
自分なりのものを持ちたいと思ってきました。
そして自分流にやりたくなってきたのも事実です。
でも、子ども達があっての自分です。
さあ、どちらの路線で行くか。
どちらでもいいと思っています。
最後には、自分もみんなも楽しい方法を選びたいです。
明日、練習を中止して6年生の団員たちとミーティングをします。