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芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~ [本]

 最近、オーディオブックを良く聞いています。当たりのことが多いです。
今日は、その中でも当たりのオーディオブックを紹介します。

芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~

芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~

 

 結成11年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑いコンビ“イエローハーツ”。
お笑いで成功するという夢をいだいて活動を始めた二人でしたが、
仕事といえば、パチンコ屋やストリップ劇場での月に数回の営業のみで、テレビに映るなんて夢のまた夢。

 甲本は、無職、借金300万円のヒモ生活に、田中はTSUTAYAでのアルバイト生活という、鳴かず飛ばずの日々が続きます。

 もう俺たちは売れないのかと、忘れかけていたお笑いへの情熱に再び火をつけたのは、二人で始めた“交換日記”でした。
 そして二人は、“笑軍”というお笑いグランプリ優勝に最後の希望を託します。

「夢を追いかけた先に、果たして幸せな人生は待っているか」

 このオーディオブックは、そのことを突きつけます。

合唱を始めて、8年目になります。
夢を求めて突き進んできました。
そんな僕ですから、二人のストーリーを通して、考えさせられることがたくさんありました。

誰しも、『夢と現実』を割り切らなければならない瞬間を経験します。
そこであきらめるのか、さらに突き進むのか。

自分の夢のために全てを投げ打ってでも走り続けることと、
家族や仲間のため、夢を諦めてでも、生き方を変えること。

 主人公二人の歩みから、いろいろと考えさせられました。
 もし、自分なら、どういう選択をするだろう。

 どちらが正解というわけではないと思います。
 どれだけ、満足して生きていたか。ということに尽きるのかな。

そのどちらにしても、深く残った言葉があります。

「やろうと思った」と「実際にやった」の間には、大きな川がある。

これは、真実だと思います。やろうと思っていてもやらなかったら、何も起きない。
しかし、「実際にやった」は、何かが起きます。
そして、僕は今まで「実際にやった」という選択をしてきました。
 ランニングしかり
 合唱しかり
そして、後悔はありません。
なぜなら、そういう選択の人生は、おもしろく冒険に満ちたストーリーを呼びこんでくれたからです。

 このオーディーブック、最初は失敗かな?と思ったのですが、後半になるにしたがって、おもしろくなっていきました。
 夢を持っていた人、今、夢を持っている人。
 お勧めします。
「夢を諦めるのも才能」と呼びかける作者の言葉・・・残っています。
 
 いろいろと考えさせられる本です。ただ、人間いつかは死んでしまいます。それは確かなこと。

 後悔のないよう、生きて行きたいと思っています。


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