消防音楽隊との合同練習 [合唱]
今日は、小松市消防音楽隊発足35周年記念演奏会出演に備え、消防本部へ行き、消防音楽隊の皆さんと合同練習をしました。
団員の子ども達を迎えに、バスだけでなく、消防の車も来てくれました。子ども達は大喜びでした。
今日の子ども達のめあては、あいさつと笑顔です。無事達成できるでしょうか。
消防本部に着くと、発声練習のあと、すぐにリハーサルが始まりました。
今まではCDの音源で練習してきましたが、今日初めて生の演奏と合わせたのです。
合わせたのは以下の曲です。
・石川県の歌
・花は咲く
・翼をください
オーケストラの生の演奏。一人一人が演奏し、それが合わさって音楽が作られています。生きている感じがしました。そんな音楽とともに歌うのです。本当にぜいたくです。
予想以上に、声は聞こえてきました。
ただ、低音域が聞こえてきませんでした。
新たな課題がいくつか見えました。
「石川県の歌」では、最後が「ん~」で終わります。そこと低い音域をいかに飛ばすか。
「花は咲く」では、言葉の頭がはっきり聞こえないことと、息継ぎの問題。(言葉の途中で息つぎあり)
翼をくださいでは、せまい場所でいかにうまく踊るかということです。演奏者とステージの前までは幅1mしかスペースがないとのこと。下手をすると、おっこちてしまいます。
また、ステージの両側から入場ということ。
僕は客席で、曲の終わりの指示をする必要があり、舞台袖にいることができません。子ども達だけでいかに動けるようにするか、という新しい課題も見えてきました。
並びをきちんと決めます。
両舞台袖でのリーダーの役割が大きくなりそうです。
6年生が頼りです。
今日も6年生、がんばって動いてくれました。
めあてであるあいさつと笑顔、練習後に振り返ってみました。
あいさつはできたけど、大きな声でできなかった。
あいさつはできたけど、笑顔でできなかった。
笑顔は最初はできたけど、だんだん笑顔でなくなってきた。
点数で言うと、50点ぐらいでしょうか。いざ、実践となると難しいものです。
ただ、伸びている子もたくさんいます。
良いステージを作るためのあいさつと笑顔。
いずれも表現の基本です。
それができた時、良いステージとなり、人としても一回り成長することでしょう。
小松市消防音楽隊発足35周年記念演奏会にどれだけ、お役に立つことができるか。
自分達も楽しみ、聞いている人を楽しませる!そんなステージにしたいです。
課題はたくさんあります。あと一週間、どこまでできるか、子ども達と僕との挑戦です。
PS.帰りがけ、音楽隊の方から「ある演奏者が、子ども達が踊って歌っているのを見て、びっくりしたって言っていた」って教えてくれました。うれしかったです。