名古屋少年少女合唱団のクリスマスコンサートを終え、今帰りの汽車の中にいます。 [合唱]
名古屋少年少女合唱団のクリスマスコンサートを終え、今帰りの汽車にいます。名古屋17時48分発しらさぎ13号に乗っています。今回は高速バスが取れず、往復特急というリッチな旅です。
今回のコンサートも本当に良かったです。
今回は、声に着目していました。というのは、最近、声の指導に迷いがあったからです。どこまできれいさを求めるのか、どこまで地声を容認するのか、わからなくなっていたのです。
行ってよかったです。
名古屋少年少女合唱団の声は、裏声ではありませんでした。
かと言って地声でもありませんでした。
その中間の声といったらいいでしょうか。
のどに無理をかけていません。
またのどをあけすぎた声でもありません。
声に芯があります。
自然な発声といったらいいでしょうか。
無理をしてない素直な声でした。
聞いていると、自然で心地よい声でした。
明るい声にも感じました。
低音は、地声も混じっているように感じました。しかし、きれいな声です。
どうやったら、こんな声になるんだろうと思いながら聞いていました。
喉の奥をあけすぎると、大人っぽいこもったような声になってしまいます。
逆に喉の奥がしまっていると、保育園児のような声になってしまいます。
その中間のような声に感じました。その微妙なところをうまくつかんでいる感じでした。
声というのは、本当に奥の深いものです。
さて、どの曲も本当にていねいに作られていました。僕の大好きなサウンドオブミュージックから、何曲も歌われました。
これが名古屋少年少女合唱団の手にかかると、とても上品な世界で表現されました。
第Ⅳ部では、混声の声がどんな声なのかがよくわかりました。低いですが、とてもふくよかで温かい声でした。
僕がとても気に入ったのが、第5部の日本の歌シリーズです。
着物や法被に身を包み、
ことばあそびうた
竹田の子守歌
麦屋節
八木節
花笠音頭
と馴染みの音楽が続きます。
特にことばあそびうた(松下耕)は、リズムや団員たちの表情がおもしろく聞いていてノリノリになりました。
麦屋節は、僕の奥さんの故郷、五箇山の民謡ですが、その踊りは、本場のものと同じでした。
圧巻だったのが、最後の「牛深ハイヤ節」でした。三味線と太鼓に合わせ、8人の踊り手が、カサを使って、見事な踊りを披露しました。
傘には渦巻き模様が描かれていました。それをくるくる回すとどうでしょう。舞台に渦巻きの花が咲きました。
歌だけでなく、踊りやパフォーマンスも見せてくれるのが、名古屋少年少女合唱団のすごさです。
これらの歌で、サンクトペテルブルグコンペティションのコンテストで第1位をとったとのこと。さもありなんです。
料理人は、味に敏感である必要があります。
音楽をやるものにとっても、音に敏感になる必要があることを今日のコンサートで感じました。音楽性というものは、いいものを聞くことで培われて行くものだと思います。
いいものを聞いて、自分の音楽的センスをみがいていきたいです。
名古屋少年少女合唱団のみなさん、今年もいいい音楽をありがとうございました。
今、愛知県のしらかわホールにいます。名古屋少年少女合唱団のクリスマスコンサートを見にきているのです。 [合唱]
今、愛知県のしらかわホールにいます。名古屋少年少女合唱団のクリスマスコンサートを見にきているのです。
金沢のラフォルジュルネ金沢で初めて歌声を聞き、衝撃を受けました。それ以来、毎年見に来ています。ソアーベとは違った歌声ですが、いつも満足して帰っています。今年はどんな歌声を聞かせてくれるでしょう。
あと少しで開演です
楽しみです。
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