あした死ぬかもよ? [本]
あした死ぬかもよ?
- ひすいこたろう
- 定価:1260円
この作品は、死を見つめることで自分自身を見つめ直し、充実した人生を生きていけるようになるための質問を、次々と投げかけていきます。
人はいつかは死にます。それは確実なことです。そう考えると、時間が有限であることに気づきます。
その限られた時間をどう使うか。考えてしまいます。
中にこんな質問がありました。
「明日死ぬとすると、あなたが今からしたいことは、なんですか?」
自分だったら・・・
まず、奥さんと息子に、ありがとうって言うだろうなあ。
合唱団の子ども達や保護者のみなさんにも、「今までありがとうございます」ってメールで伝えるでしょう。
このブログを更新し、明日死ぬことと、お世話になった方々に対する感謝の気持ちを書くでしょう。 そうそう、恥ずかしいけど、息子と奥さんにこのブログの存在を言い、僕の生きざまが書いてあることを言います。
今まで編集したビデオ映像や書いた文章などを昔のやつから見て、その時々の思い出にふけるだろうなあ。
それから奥さんと息子に、「作った本やDVDを捨てないでね」とお願いするだろうなあ。
お世話になった方々に電話をして、お礼の言葉も言いたいなあ。
死んだら、持っていけるものは何一つありません。
そう考えると、今のこの時を最大に楽しむことが大切だと感じます。だって、死んだら楽しむことすらできないのですから。何も持っていけないのですから。
どうすると、今のこの時を最大に楽しむことができるでしょう。
それは、今を生きることです。
過去をくよくよ思ったり、未来を恐れたり。そんな時間が、かなり今を占めているって、その本には書いてありました。その通りだなあ。と思います。
今を楽しむために、今目の前のことに集中すること。すると、いろんなものが見えてくると思います。良いことも見えれば、悪いことも見えてきます。でも、今の中で素敵なことを選んで見ていきたいです。すると、ステキな今のことに感謝の気持ちがわいてきます。そうすることが今を最大に楽しむことになるんじゃないかなと思います。
死を意識することで、自分の中で何が大切かが見えてきます。
僕は、人生を楽しみ、「ありがとう」って言いながら死んでいきたいのです。
この本から、大切なことを考える時間をもらえました。