新地町の仮設住宅でのコンサートが終わりました。 [合唱]
福島県、新地町でのコンサートが終わりました。
本当に仮設住宅の中でのコンサートでした。
すごく感動しました。
特に全員で歌ったいのちの歌は、昨日より良かったです。
僕の目から涙が出て、止まらなくなりました。
それは、新地町の方々が一生懸命聞いてくださったからです。そして、合唱団の最後の歌声でもあったからです。
ふれあいタイムでは、一人一人の方たちといろんなお話しをしました。
知らないことがいっぱいありました。
例えば、新しい家を建てる時は、自分のお金を使わなくてはいけないこと。
補助で建ててもらえるものとばかり思っていましたが。。。
一人一人の方とお話しするに従い、その大変な状況がひしひしと感じられてきました。お孫さんやご家族と離れ離れになっていること。かつてのつらかった思い出。それでも、明るくお話しする姿に胸がつまりそうになりました。
その後、歌のお礼にと、隣のビニールハウスで作っているイチゴ狩りに招待していただきました。
仮設住宅にお住まいの方が丹精込めて作っておられるものです。
子供たち、大喜びでした。一人一人、パックいっぱいいただきました。
元気をプレゼントするつもりが、逆に元気をいただきました。
今までのコンサートの中でも、とても心に残るコンサートでした。
それは、心と心が響き合う感覚があったからです。
新地町の方からプレゼントされたバッジのマークはハートでした。僕たちの
合唱団のマークもハートです。
僕は、合唱も好きだけど、それを通した心のふれあいが好きなんだなあと改めて思いました。
帰りがけ見た景色です。何もないところに重機が所々見えます。津波で海の塩が残っている土を入れ替えるためだそうです。今だ、復興は続いています。
そんな中、受け入れてくださった新地町の皆さん。今だ大変な状況なのに、私たちの思い出作りにと、イチゴ狩りやプレゼントまで用意してくださったことを考えると、目頭が熱くなりました。心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
ずっと応援しています。
iPadから送信