SSブログ

最初の音楽の授業でやっていること [授業]

 少しずつ授業が始まってきました。
音楽の授業で最初の授業にやっていることを紹介します。
軽い歌遊びでリラックスさせたあと、下の二点を行なっています。

①一年の見通しを持たせる
②一年後の目標を考える。

①一年の見通しを持たせる
 うちの学校は、音楽が絡んだ行事がけっこうあります。そんなことを学年ごとにお話しします。
5年生を例にすると、こんな感じになります。

・児童音楽会
 11月頃に、学校の代表として大きな会場で歌います、1000人以上の人の前で歌います。ローカルテレビでも撮影され、1週間、毎日放送されます。

・収穫祭
 普段お世話になっているわが町防犯隊の皆さんをご招待し、歌声を披露します。昨年度は、涙を流され方がもいたそうです。

・6年生を送る会
 歌が絡んだ発表をする可能性があります。

・卒業式
 在校生の中での最高学年として、6年生を送る歌を歌う中心となります。

②一年後の目標を考える
 5年生のおわりにはどんな歌声にしたいですか?
この質問に対し、四人で話し合いし、発表してもらいました。

5年生のあるクラスでは、こんな意見が出ました。

・6年生を越えるきれいな歌声。
・感動させる歌声。
・気持ちのこもった歌声。
・泣かせる歌声。
・喜んでもらえる歌声。
・スケールの大きい歌声。

黒板に板書したものを写真に撮り、こう言います。

「わかりました。では、これを実現させるような音楽の授業をしていきます。」

そうやって、子ども達の希望に沿うような年間の授業を組み立てていくのです。

 さて、今年はなんと5年生、全クラスの音楽の授業を持つことになりました。
そこで、子ども達の希望にこたえる意味で、児童音楽会に向け、コンクールで歌うような難しい歌を選曲しました。今まで市の児童音楽会で、こんなに難しい曲を歌った学校はないと思います。

 金曜日には、その曲を少し練習しました。

 低音の音とりを少しずつ始めたのですが、なんと難しい曲にも関らず、子ども達、音をうまくとっていくではありませんか。
「すごい!!」「すごい!!」の連発!!。
子ども達もやる気満々。

 合唱の本格的な曲の指導を合唱団以外の子ども達にするのは、本当に新鮮です。

 さあ、どこまでやれるでしょうか。音楽の授業、オモシロスタートです。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。