個と集団のお付き合い [その他]
学校へ行き渋っているお子さんと、よく付き合っています。
玄関で泣いているお子さんを教室に連れて行こうとしても、なかなか教室へ行こうとしません。あ~どうなってしまうんだろうと思います。
でも、いったん教室に入ってしまうと、玄関でのことがうそのように、ケロッとしています。あとで見に行くと笑顔で発表しているときもあります。本当に不思議です。
お子さんによって違いますが、教室に入ってしまえば大丈夫だというケースが多いです。
理屈じゃなく、学校に行きたくない日があるんだろうなあと思います。僕たちだってそうかもしれません。なんとなく行きたくないなあって日がありますもの。理由は後からついてくるんじゃないかと思います。
そういう意味では、朝おうちの人が学校まで連れてきてくれることがとても大切に思えます。本当に感謝です。
最初の対応を間違えてしまうと、長引くケースがあります。昨年、そういうケースがありました。その子とは、一対一で長い時間すごしました。
でもその子は学年が変わった4月の段階で乗り越えました。今は昨年のことがうそのように、みんなと一緒に過ごしています。
何事も、最初が肝心だと思います。特に行き渋りのお子さんに対しては、そう思います。そういうお子さんとのお付き合いも、大切な僕の役どころです。
そんな中での音楽の授業は、何よりもの楽しみな時間です。みんなと一緒に遊びながら発散しています。
個と集団のお付き合い。そういう意味では、メリハリのある日々を過ごしているのかもしれません。