クレッシェンド。コツは〇〇〇 [合唱]
今日の練習は、本当におもしろかったです。
というのは、合唱の難しい技が決まったからです。
それは、クレッシェンド!
まだまだ荒いですが、ゾクゾクとするようなクレッシェンドができました。
小さい2,3年生のいる中、よくできたものだと思います。
そして、今日、クレッシェンドが少しわかったような気がします。
クレッシェンドは、「だんだん強く」という意味ですが・・・
コツは「がまん」
前半がまんして、後半にエネルギーをはきだすと、ゾクゾクするクレッシェンドになることを体感しました。
ずっと絶食していた後の食べ物が涙が出るほどおいしように。
ずっとのどの渇きをがまんしていた後の、一杯の水がすごく体に染みるように。
ずっと熱いのをがまんしていたサウナから出ると、すっごく気持ちがいいように。
ゾクゾクするためには、がまんが必要なんですね。
このクレッシェンドは、合唱団ならではの技だと思います。
がまんの後には大きな感動が待っている。合唱は人生とよく似ています。
まだまだ油断していると地声が聞こえます。
音程が不安定なところもあります。
まだまだ響きが欲しいところです。
課題はた~~くさんありますが、今日はうれしい進歩でした。
「感謝」と「今」 [合唱]
今日は、今に集中できる状態(フロー状態)になるための方法を二つ教えました。
それは、「感謝」と「今」です。
感謝
感謝の気持ちは、自分も相手も元気にします。それには、いろんな人の気持ちを感じることです。
子供達に聞きました。
このNコンの練習もいろんな人に感謝しなくてはいけないですね。
たとえば、感謝したい人に誰がいますか?
前校長先生・・・毎日来てくださっています。
ピアニストの先生・・・ピアノの先生がいることで、Nコンに出場できるのです。
先生・・・僕の名前が出て、うれしかったです。
他にも感謝することはたくさんあります。
友だち・・・そう、たくさんの友だちがこうやって練習に来てくれるのです。みんながいるから、ハーモニーが作れるのです。
あとは、冷房・・・冷房のかからない学校もあるのです。また冷房費も出してもらっています。
子供達がどこまで、それに気づけるのか。当たり前のことが、当たり前でないことに気づいたとき、今に集中しようという気持ちになれます。それが人間としての成長を生むものだと思います。
今
いつやるの?今でしょ!!は、有名な言葉になってしまいましたが、未来でも過去でもなく今を選ぶこと。今やることを意識すれば、フロー状態になります。
Nコンを例にとってお話しました。
このNコンの練習は、6年生にとって最後でしょう。中学校に合唱部はないので、おそらく来年は、こんな練習はやれないでしょう。来年は合唱団がないかもしれないから、他のみんなも、同じかもしれません。もしかすると、一生の中で、これが最後かもしれない。
未来になって、今日に戻りたいと思っても戻れません。なぜなら、この今はいちどだけだからです。だから、今やる。
僕自身、このような気持ちで、今年の練習に挑んでいます。だから、今、できることをやってあげたい。という意識でいるのです。
このポスターは見えるところに貼ることにしました。
今日も音程と声。そして言葉の修正に終始しました。少しずつ良くなってきているのがわかります。でも、代わりにボリュームが足りなくなっています。
あとは高学年をいかに伸ばしていくか。いや、「自分で」伸びようとする子のお手伝いができるかどうかです。なぜなら、今年は「成長」がテーマだからです。
今日は、校長先生がアイスの差し入れをしてくださいました。子供達大喜びでした。
また、初めて子供達の歌声を聴いた教頭先生が感動してくださったこと。これも子供達、うれしかったようです。
課題はたくさんあります。でも、少しずつ成長していることは確かです。その成長を認めながら、感謝の気持ちと今を大切にし、子供達の成長のお手伝いをしていきたいと思っています。
今日はまた大幅に練習方法を変えました [合唱]
今日はまた大幅に練習方法を変えました。
うまくいかなかったら、新しい方法で挑戦する。昨日の辻口博啓さんの講演で学んだことです。
曲の味付けは置いておいて、まずは音程・声。そして言葉を指導することにしたのです。
今年の特徴は、せっかく指導してよくなったと思っても、次はまた元に戻るというパターンが多いのです。さらに表現を教えると、音程や声がくるってしまいます。ですから、その都度修正を加えながら、気づいたことを指導していくことにしました。
めあてを言いました。
●小さい子の声
・がんばらない。・きれいに
●高学年・・・響かせる
今日は僕が中心になってどんどん進めました。スピードとテンポで、くりかえしくりかえし指導しました。
昨日に比べ、若干地声が少なくなりました。ただ音程の不安定なところがたくさんあります。高学年の響きも、まだまだ欲しいところです。
さて、今日はNHKさんのスタッフの方がビデオ撮りに来ました。と言っても放送用ではなく、本番に備え、カメラ写りを少しでも良くしようという目的の、事前取材のようなものでした。
今、Nコンに出場するいろんな学校をまわっているそうです。
その方が、おもしろい方でした。以前は、別のテレビ局につとめていて、そこをやめ、現在はNHKさん関係のお仕事をしているそうなのです。
質問コーナーを設けました。いろんな質問に快く答えてくださいました。
なんと同じ小松市の方でした。
中学時代はボート部。地元では有名な番組コーナーのディレクターをしていた方でした。「それ知ってる~」って盛り上がりました。
うちの合唱団の保護者の方と似たような年代なので、おうちで、
「その人しってるよ」って方もいるかもしれません。
つかの間のリフレッシュタイムになりました。
とは言っても、今日の練習は、ハードだったと思います。
低学年の子には、しんどくなったら見学していいよって言ってあったので、後半、何人もの子供達が、見学をしていました。
今日からピアニストの方が来てくださいました。初めて、ピアノ伴奏での合唱でしたが、うまく合わせてくださって、少しずつかみあってきました。休み時間には、子供達のリクエストで、いろんな曲を弾いてくださいました。感謝です。
練習後、6年生に振り返りを言ってもらいました。
すると・・・
昨日より楽しかったと言います。
ただ、「まだ自分からの行動ができていない」という反省でした。
フロー状態になるために、自分から笑顔を作る。自分からいい言葉を言う。自分から応援の気持ちで見る。
そんなことができるようになれば、今後、いろんなことで応用がききます。
彼女たちの、そして他の団員たちの成長を応援していきたいと思っています。
まだまだ課題はた~~~~~~~くさんありますが、少しずつ進歩しています。
今日は休み明けの合唱練習でした [合唱]
今日は休み明けの合唱練習でした。
学校があるときは、休み明けの月曜日は、子供達、調子がよくないものです。
今日の合唱練習も、今一つ調子が出ませんでした。
今までは、声と音程の修正に終始していましたが、今日は、パート練習なしで、曲の味付けに入りました。すると子供達、表現に気がいってしまうのか、あるいはがんばりすぎるのか、また音程と声が崩れてしまいました。積んでは崩しの世界です。
今日、6年生に振り返りをしてもらうと・・・
やはり、楽しくなかった言います。
原因は・・・・
笑顔ができなかった。
反応を返すことができなかった。
自分からの行動ができなかった
と言います。
考えると自分自身はどうだったか・・・
妙なあせりがあったのかもしれません。
午後は、教育講演会でした。
「夢を叶えるために」という演題で、東京・自由が丘 モンサンクレール オーナーシェフ 辻口博啓さんの講演でした。
僕の心の襞に響く言葉がたくさんありました。
自分の人生には終わりがある。
感動するお菓子があった。
だから、そういう職人になりたい。
死を意識し逆算すると今が大切になる。
なぜ、優勝できたか?
常に破壊を繰り返していく。
新しいものを作り変えていいく。
仕事は人生の縮図・形のないものから形をつくりあげる。
仕事のできる人間は、時間を掌握している。
子供が生まれてきて良かったなあと思えるような思いをさせたい。
さあ、明日から仕切り直しです。
今を大切にし、子供達にも自分自身にも充実した時間を積み重ねて行きます。
今日は、合唱練習がお休みの日でした [合唱]
今日は、合唱練習がお休みの日でした。
でも僕は、準備で大忙しでした。
明日から、曲に味付けをしていかないと間に合いません。
曲の解釈と指導法を考えていたのです。
課題曲の方は、なんとなくめどが立ちました。それは武田雅博先生の講習会に行っていたおかげです。武田先生の解釈は見事です。その通り、教えていきたいと思っています。
問題は自由曲です。どこの講習会にも行っていません。今回は自力での解釈です。
ヒントは「楽譜は、作曲家からの手紙である。」という言葉です。
リトル・マエストラという映画の中の一節です。
何度も曲を聞き、歌詞を音読し、音楽記号を読み解いていくうちに、なんとなく曲の全体像が見えつつあります。
しかしまだまだぼんやりしています。
自分の中に腑に落ちる形になれば、自信を持って教えることができるでしょう。
また明日から、合唱の世界が始まります。
深く広い世界です。
曲作りを子供達と共に、楽しんでいきたいと思っています。
合唱ばかりで、家の周りが草ぼうぼうになっていました。今日は草刈り機の刃も新しくし、草刈をがんばりました。武田先生の講習会を聞きながらの作業でした。明日は除草剤で、一気にやります。