ひそかな七夕デビュー

  合唱団デビューが、今週の土曜日に迫りました。でも、実はもっと以前にひそかなデビューをしていたのです。

  それは7月7日、七夕の日。

  市役所の方から、式典で、七夕の歌を歌ってほしいという依頼がありました。
　でも、その日は、月曜日。学校がありました。
　そこで、事前にビデオで収録し、それを放映することになったのです。えらい方々を招いての式典でそれが放映されました。それが実質デビューでした。

　今日、市役所の方から、お礼にと、その放映したビデオを持ってこられました。
　そのビデオは、合唱団の皆さんに見れる形にしたいと思っています。

　同時に、子ども達へと、こんなプレゼントの数々を持ってこられました。

　小松のキャラクター、カブッキーのグッズ各種です。
　明日、子どもたちに渡します。
　がんばった子どもたちにうれしいプレゼントでした。
　

人は心を持っています

  ちょっとしたことで腹を立てたり、暴力をふるったりするお子さんがいます。
日によっても違います。同じような状況でも、大丈夫だったり、大騒ぎになったりする場合があります。
　なんでこんなことぐらいで腹を立てるんだろうと不思議になることもあります。

　そんなお子さんのことについて児童相談員の方と話をしていました。すると相談員の方のお答えが、僕の心にカツンときました。それはこんな答えです。

「家庭でのプレッシャーで、その子の心に余裕がないんじゃない？」

　なるほどなあと思いました。
　僕自身も思い当たることがあるからです。

　大きなプレッシャーで心に余裕がないと、ちょっとしたことでもイライラしてしまうことがありました。忙しすぎたり、大きな仕事を任されたときなど。。
　大人の僕でさえ、そうならば、子どもの心ならなおさらです。

　人はある程度のプレッシャーやストレスは必要だといいます。でもそれも度を過ぎるといけません。それらは、自分の心を占領してしまいます。そして身動きできなくなった心は、外へと爆発してしまいます。

　人は心を持っています。理屈だけではない世界を持っています。

　人の行動を理屈で理解しようとしてもだめなのかもしれません。
　そんなことを子どもから教えてもらいました。

合唱団の目の前に現れた３つの大きな出来事

  今年は、子供達とともに楽しんでいく方針で来た合唱団でしたが、今日になって急激な変化が現れました。

　3つのことが大きく押し寄せてきたのです。

１番目　合唱団デビュー
　合唱団デビューが決まりました。今週の土曜日です。本当なら８月３日デビューの予定でしたが、いろんな事情からこの日に変更になりました。
　今年はのんびりと進めてきただけに、これは大きな出来事です。いそいでセリフの分担。曲決めをしました。さあ、どこまでやれるでしょうか。
　場所は介護老人ホーム１０周年記念プレイベントです。

２番目　Ｎコンの出場順決定
　今日、学校に着いたら、ＮＨＫからの封筒がありました。中には、出場校と出場順番が書いてあるはずです。朝練のとき、子供達の目の前で封筒を開けました。
　出場校は４校。
　出場順は今年も１番です。
　１番目の出場。恒例になったみたいです。
　今年は、肩の力を抜いて、楽しんで挑みたいと思っています。

３番目　童謡コンテストの準備
　当初デビューを予定していた８月３日に、童謡コンテストがあることがわかりました。そこで、急きょ、出場希望者を募集しました。なんと１０人が出たいと言います。このコンテスト、毎年子供達、楽しみにしています。Ｎコンが団体戦だとすると、童謡コンテストは個人戦です。
　僕はどちらかというと、童謡コンテストの方が好きです。なんだか毎年ほんわかと和やかな雰囲気ですから。

　今日は昼休みと放課後に、出場者の曲決めとレッスンを行ないました。
　これが楽しいのなんのって。どんどんうまくなっていきます。
　また子供達も楽しんで歌っています。
　歌って楽しいなあと笑顔の練習でした。

　いろんなことがありますが、今年は楽しむことがテーマです。だって、歌って楽しむためにあるのですから。
　今を楽しみ、それを積み重ねていきます。

筋トレで、心の再生

 今日は、筋トレをしました。マシーンを使うと、やはり筋肉が鍛えられた感じがします。といっても、筋肉繊維が破壊された状態なのですが・・・

  これから十分に栄養をとり、筋肉を休ませることにより、破壊された筋肉繊維は再生されます。そして以前より、大きな筋肉となる。これが筋トレの仕組みです。

　以前は筋肉を大きくすることを意識し、強い負荷をかけていましたが、今は現状維持ということで、中ぐらいの負荷で、回数を多くする方法で行なっています。

　今日は久々にたっぷり時間をかけてトレーニングしました。マシーンを使っては、しばらくボ～～～っと休憩する。このボ～～っとするのがいいんですよ。何か心がほっとする感じがあります。

　一生懸命使っていた心も、ボ～～～っとさせて再生させることが必要な気がします。今日は、長い時間をかけ、筋肉を鍛えるのと同時に、心の再生もできたような気がします。
　いい一日でした。

本物はいいものです

  今日は、僕の大好きな合唱団のコンサートを見に行きました。子どもだけの合唱団です。

  十数名という少人数の合唱団です。今年は小さな子が何人も入ったということで、どんなコンサートになるだろうと楽しみでした。

　今日は午前中、合唱団練習だったため、会場への到着ははちょっと遅れてしまいました。
　ちょうど、十数名の合唱団の歌が始まるところでした。本当に小さな子がたくさんいました。

　最初に歌声を聞いて驚きました。小さい子がいるにもかかわらず・・・・

　その声は予想を裏切り、とてもきれいなものでした。自然できれいな響きでした。

　二曲目では、小さい子たちだけで歌う箇所がありました。そこは低学年っぽい声だったのですが、その声に上の子たちの声が重なると、どうでしょう。きれいまざりあって、ひとつのきれいな声が聞こえてきます。

　十数名だというのに、いい響きの声です。決して気張っているわけでもなく、自然にきれいに響いてくるのです。

　更に歌をとてもていねいに、大切に歌っています。

　何曲もの歌を振り付けをつけ、よく今の時期にこれだけ歌いこなせたものだと思いました。一曲一曲の歌をとても大切にていねいに歌う姿に、とても胸が熱くなりました。
　曲を宝もののように、ていねいにていねいに歌っているのです。そこから、指導者の先生の音楽に対する思いが見えました。

　僕は曲をこんなに大切にしているだろうか。
　声を大切にしていただろうか。
　

　小さい子供達が、きれいにていねいに歌っている姿を見ているうちに、なんだか涙が出そうになりました。

　歌と同じように、ていねいに大切に歌声を育ててもらっているんだろうなあと想像できたからです。

　十数名でもこれだけのことができるんですね。
　子供達の合唱を聞いて、すっかり満足して帰途につきました。
　

　運転中は、とてもいい気分でした。いい料理を食べた後に似ています。後味がとてもいいのです。まるでソアーべのコンサートの後のような気分でした。

　その後、なぜか温泉に行きたくなりました。山中温泉に行き、そこの総湯につかりました。山中温泉は、全国的にも有名な名湯です。温泉につかると
「あ～～～～」とため息がもれます。
体がぽかぽかと温まります。いい気分です。

　そして湯上り後もいい気分です。

　あ～、今日のコンサートのようだなあと思いました。

　本物はいいものです。そのときも気分がいいし、後味もいいものです。
　僕も本物の音楽を子供達とつくっていきたいと思いました。
　いい一日でした。