いや~~~、合唱は奥が深いです [合唱]
今日は、ある合唱団の練習を見学に行きました。
ほーーーんとうに勉強になりました。
学んだことはたくさんありますが、とにかく指導者は明るくないとだめだということがわかりました。明るく、でもやることはてきぱきとやる。とことん直す。これは、人間力もあるなあ。
また、母音唱が、とても大切だということがよくわかりました。
母音唱をやれば、
声が飛んでいるか、あるいは飛んでいないかがよくわかります。
また、音程の正否もクリアにわかります。
のど声かどうかのチェックもすぐにできます。
逆に言うと、母音唱は、声を飛ばすこと。音程。のどの奥をあけて歌う。この3点を同時に指導できるわけです。
今まで母音唱は難しいからと、部分的にしか取り入れていませんでしたが、効果絶大だということがよくわかりました。
更に、声の方向も、とても大切だということがわかりました。
歌声がいくらきれいでも、前にとんでこない声ってあります。頭にぬけてしまったり、上へ散っていってしまったり。
でも、鼻腔に声を集め、前に飛ばすようお腹も意識して歌うと、飛んでくるのです。
これは、実際の練習を見ていて、よくわかりました。
よく、ホールで声がとんでくるとか、ホール全体が響くということを聞きますが、こういう練習の積み重ねが必要だったのですね。だから、実際に練習を見せてもらうことがとても大切なことだとわかりました。
一人ひとりが安心して声を出せる環境もとても大切なことだと感じました。
今日の練習でも、発声が急によくなった子がいました。
本人もうれしいだろうなあ。
最終的には、一人ひとりの声の修正で、全体がよくなっていくのだということがわかりました。そういう意味で、合唱は、個と全体の両面で見ていく必要があるんですね。
一人ひとりの成長が自信を生み、それを見ていた周りにも伝染していく。全体が成長していく。今日は、そんな空気を感じました。
いや~~~、合唱は奥が深いです。
いい一日でした。