台湾のこと [幸せに生きる]
あれから台湾の映像をユーチューブでよく見ています。
東日本大震災の時、台湾から200億円以上もの義捐金が届けられました。このようなことからもわかるように台湾は、とても親日的です。
しかし、なぜ台湾が親日なのかよくわかりませんでした。なぜなら日本は台湾を日清戦争以来、50年も植民地にしていたからです。なぜそれなのになぜ親日なのでしょう。
でも、下の映像を見ることで、なんとなくその理由がわかりました。
全部が本当のことかはわかりません。辛い思いをした方もいるでしょう。しかし、こんなふうに思っている方もいるということが、日本人としてとてもうれしかったです。
かつての戦争は日本が徹底的に悪かったという教育を受けてきました。ある意味、日本人として罪悪案を持っていました。
しかし、日本人のことをこのように思っている方がいるということを知って、とてもうれしかったです。
戦争はいけないことです。絶対にくりかえしてはいけないことです。
でも、戦前の日本人が、同化政策とは言え、台湾の人たちよりよい生活のために貢献していたことも知り、うれしい思いがありました。
今を生きる僕は僕の立ち位置で、世の中のハッピーに貢献していきたいと思っています。
まず声を出す! [合唱]
合唱団では、だいぶ声が響く子が現れてきました。どこで響くかというと、鼻の奥の空間。鼻腔がぶるぶるぶると振動するのです。それを鼻腔共鳴と言います。
この発声法をマスターすると、声がまろやかになります。また、高音も出しやすくなります。やりようによっては、頭全体がぶるぶる振動し、唇や耳の奥が振動して、むずがゆくなる子もいます。
しかし、最近、これは発声法では、小手先の技術にすぎないのではないかと思うようになりました。もっとも大切なことがあるのでは・・・。
それは、お腹を使うことです。
お腹を使った勢いのある息を出すことが、もっとも大切なことではないかと思うようになりました。
どんなに鼻腔共鳴のきれいな声でも、小さな響きで終わっている子が多いのです。それを大きな響きにするのは、とても苦労します。
逆に、大きな声から、きれいな声への修正は、とても楽なのです。どんな声であっても。大きな声は、お腹を使っている声だからです。
普段から大きな声を出しているクラスの声の修正は、とても楽しいし、楽です。あっという間にうまくなります。
逆に、普段から大きな声をだしてないクラスの声の修正は、とても難しいです。きれいになったとしても、いつまでたっても、蚊の鳴くような声にしかならなりません。
あるすごい合唱指導の先生が、
まず声を出すこと。どんな声でもいいから出す!!
とおっしゃっていた意味が、よくわかります。
大きな声は、お腹を使っています。
お腹を使うことは、自分を出すことにつながっています。
まずは自分を出す。声を出すことからスタートすることが、合唱指導では、大切なんだと言うことを、今、改めて感じています。
いつか台湾で演奏会ができるといいなあ [合唱]
台湾訪問団来校記念演奏会以来、台湾のことばかり考えています。いつか台湾で演奏会ができるといいなあと夢想しています。
台湾というと、福井ソアーべ児童合唱団の台湾演奏旅行を思い出します。坪口先生が、「すごく歓迎され、本当に楽しかった」とお話されていたのを今でも思い出します。
また、千寿さんも、台湾の方に招待され、むこうでレコーディングをしています。
ユーチューブで台湾に関する映像を見ていると、台湾では、日本の文化を取り入れていること。そして、日本人に好意を持っている方が多いことが伺われました。特に、下の映像には感動しました。
スポーツを通して、友好を深める様子。すばらしいなあ。
スポーツには、国境がありません。
音楽にも、国境がありません。
スポーツも、音楽も、どちらも心を震わせ、人々の心を感動させるものがあります。
僕たちは音楽で、いろんな場所や国の人たちと、気持ちを通わせる友好を深めていきたいなあと思いました。
コンサートシーズンが始まりました。まずは身近な人たちに楽しさと感動をプレゼントしたいです。そして、いつかは、世界の人たちに・・・
胸が弾みます。
ひとりひとりの指導 [合唱]
今日の午前中は合唱団の練習でした。
今日は、アナと雪の女王の「ありのままで」を中心に行ないました。
いよいよコンサートシーズン幕開けです。大きなホールで歌うことも入ってきます。全体のボリュームアップも必要になってきました。
そこで、今日は一人ひとり、歌ってもらいました。「ありのままで」の最後
あるきだそう~~
というところです。これは、最後の山で、ホール全体に響く豊かな声が欲しいところです。
かつて、ア~~という発声を毎日、一人ひとり声を出してやっていたことがありました。
発声は良くなったのですが、歌となると、その発声はなぜか生かされませんでした。ですから、ここ何年かは一人ひとり歌わせることはありませんでした。
しかし、ある合唱団で、一人ひとり歌わせる練習を目にしました。歌のある部分を歌わせていたのです。その後は、確実にボリュームアップしていました。
今日はそのまねをしてみたのです。場所は講堂です。一人ひとりに歌わせてみました。
するとどうでしょう。
えっ?この子が、こんな声を出せるようになった!!
と何回もびっくりしました。
響きをつかみかけた子を、新たに何人も発見したのです。
そのたびに、みんなで拍手をしました。
合唱指導というと、全体指導になりがちですが、一人ひとりの指導も、とても大切なのだと最近思います。全体プラス一人ひとりの指導。
そして一人ひとりの指導の場合、抱えている問題は一人ひとり違うってこともわかりました。
ある子は、お腹だったり、ある子は、口の開け方。ある子は、変なところに力が入っていたりと、様々です。
一人ひとりの指導がとても大切なことだってことを、最近強く感じています。合唱指導、奥が深いです。
楽しかった台湾訪問団来校記念コンサート [合唱]
今日は、合唱団が台湾訪問団来校を歓迎する意味で、2曲、歌を歌いました。
歌ったのは、
①リフレイン
②ラデツキー行進曲
この2曲です。
今日はユニフォームでの演奏です。
3年生の中には、ユニフォーム姿で登校した子も数人いました。休み時間、ニコニコとうれしそうに並んで廊下を歩いていました。
給食後、すぐに着替えて体育館でリハーサル。そして、演奏とあわただしいスケジュールでした。
出演前に、「日本代表として、がんばりま笑!」と檄を飛ばし、体育館に入場しました。
いつもと違っていたのが、司会の言葉のあとに通訳が入ったこと。一文ごとに通訳が入ります。国際的だなあと思いました。
ひさびさに歌ったリフレイン。よく歌えたと思います。
そして、心配だったラデツキー行進曲は、会場が台湾の方々と日本の子供達の手拍子で包まれ、本当に良い雰囲気で歌えました。
最後に、台湾の方々から声をそろえて、「ありがとうございました」と言われたときは、うれしかったなあ。
体育館を後にし、みんなで拍手をしました。みんな良い顔をしています。やっぱりコンサートはいいものです。
その後、着替えをし、お筝の演奏会を見ました。
合計8曲。45分にも及ぶ、見事な演奏会でした。いっぱい練習したんでしょう。まるで会場が異国のようでした。
お筝だけでなく、踊りもあり、それもとても良かったです。
その後、台湾の子ども達18人が、5,6年生の各クラスに分かれての交流会でした。これが、また良かったです。ゲームあり、昔遊びありで、子供達のおもてなしムードがとてもよかったなあ。台湾の子供達にも笑顔が見られました。国際交流、本当にいいものだと思いました。
さて、演奏後、台湾の方々に
「合唱団、とてもすばらしかったです。」とほめていただきました。
僕も、「お筝、とても感動しました」と返しました。
その後、「いつか合唱団で台湾に行きたいと思ってます。」と言ったところ。
「ぜひ、きてください。」とむこうの学校の校長先生が、握手で答えてくれました。
「本当に行きますよ」と言うと
「ぜひ、いろいろとお世話しますよ。」と返してくれました。
お互い、名刺交換しました。
竹林国民小学の校長先生でした。
また、通訳をされていた「寒雲さん」という方が、
「本当に、交流の御世話をしますよ。」と言ってくださいました。
寒雲さんとも名刺交換をしたところ、歌手・プロデューサーと書かれていました。
寒雲さんのHPもみつけました。
これで、その気になれば、本当に台湾演奏会が可能になりました。
福井ソアーべ児童合唱団が台湾公演をしたように、僕たちの合唱団もいつか、台湾公演をしたいと本気で思っています。海外演奏旅行、素敵です。
最後、教室から手を振り続ける子供達に対して、バスからずっと手を振り続ける台湾の女の子の姿が、今でも目にやきついています。ただの観光旅行より、こういう演奏旅行での交流、一生の思い出になるだろうなあと思いました。
本当に刺激的で、ドキドキした良い一日でした。台湾の皆さん、またいつか会いましょう。再見!(サイツェン)