福井キッズコーラスファミリーには、ソアーベの空気が流れていました [合唱]
今日は福井県の越前町に行ってきました。
ソアーべの女先生の作った合唱団、福井キッズコーラスファミリーが出演するコンサートを見に行ったのです。
場所は、越前町朝日多目的ホール。越前町役場の横でした。
越前町民混声合唱団「ニューエコーズ」の賛助出演という形での出演でした。
会場は、満席でした。
福井キッズコーラスファミリーという名でしたが、雰囲気はソアーべそのものでした。
第二部で登場しました。女先生は、ステージの真ん中でピアノを弾いていました。若々しく端正な姿でした。うれしくなりました。
8人のシニアの方の歌声でした。どの方も、ソアーべで目にした方ばかりでした。みんなそれぞれ、大人になっていました。
ソアーべ独特の自然な発声でした。どの歌も明るい雰囲気を醸し出していました。そして、びっくりしたのが、女先生はピアノを弾きながら、指揮をされていたこと。後奏を弾き終わると同時に指揮で、さっと歌声を切っていました。
第二部の後半でジュニアが登場してからは、そこはもうソアーべの世界でした。小さな乳児から上は大人の方まで、まさにファミリーそのものでした。もう、うれしくって懐かしくってしょうがなかったです。
どの歌も明るく、軽く。そしてかわいい振り付けがついていました。
特に「お化けなんてないさ」のソロの子が良かったなあ。完全に会場全体の心をつかんでました。
見ていてすごく感じたことがあります。それは、歌声の中心はシニアの子が支えていたってことです。
昨日の記事にも書いたように、シニアの歌声をジュニアの子供達は体感し、自然に歌声ができていくんだなあということを見ていて感じました。
第三部は、福井キッズコーラスファミリーと越前町民混声合唱団の合同演奏でした。
どの歌も良かったのですが、特に
カリンカとオーシャンゼリーゼが良かったです。
福井キッズコーラスファミリーの歌声は、とても明るくキラキラ光っている感じでした。それが、越前町民混声合唱団の歌声に合わさると、まるで、宝石を散らばめたよう王冠のような感じでした。
後半の坪口順朗先生作「歌おうよ」はもう、ソアーべの世界でした。大人も子どももかわいい振り付けをし、見ていて楽しかったです。女先生による特訓の成果だとの事。
振り付けや演出の大切さを感じました。
福井キッズコーラスファミリーには、ソアーベの空気が流れていました。また、越前町民混声合唱団の皆さんも、一緒に演奏すると、みんな笑顔になり、ソアーベの世界に満ちていました。あ~~、歌っていいな。と改めて思いました。
坪口純朗先生の命は、福井キッズコーラスファミリーに受け継がれているなあと感じました。
うれしいコンサートでした。ありがとうございました。
今日で3000記事となりました [合唱]
今日の午前は、合唱練習でした。なんと7人のOBの子が来てくれました。テスト勉強のため、部活が休みだとの事。
この子達は、昨年度のアンサンブルコンテストで全国に行った子供達です。
「いのちの歌」という曲で全国行きを決めました。
今年の6年生も、「この歌を歌う」といいます。そこで先週から、音取りを始めました。
今日は、OBの子たちに、各パートに入ってもらうことにしました。
するとどうでしょう。歌全体がすばらしく劇的によくなったのです。
各パートのOBの子達の歌声が芯となり、合唱団全体に広がっていったのです。
あとで感想を聞くと、どのパートの子も、「とても歌いやすかった」と言います。
伝統のある児童合唱団は、すばらしい歌声が継がれていきます。たとえば福井ソアーべ児童合唱団がそうでした。名古屋少年少女合唱団もそうです。
それは指導者の力量もあるでしょうが、「先輩の子供達の歌声を聞いた子ども達が、体全体で受け止め、自然と歌い継がれていった」ということもあるのだろうなあと思います。
小学校の合唱団は、6年生で終わりですが、外部の児童合唱団は、高校3年生まで在籍可能です。そんな先輩の歌声を歌い継いでいき、その合唱団の伝統が作り上げられていくのだろうなあということを思いました。
そういうわが合唱団も今年で6年目です。歌い継いできた歌声が積み重なってきました。一緒に歌ってくれた子供達のおかげです。
継続は力なりです。
今年の子供達も力がついてきました。
このブログも、今日で3000記事となりました。書き継いできた記事が積み重なってきました。みなさんのおかげです。
継続が花開く予感がしています。
今あるものを、大切にしていきたい [幸せに生きる]
高望みをしてしまえば、現在が不満に見えてきます。でも、現状で満足していると、成長はできません。
合唱指導がそうです。高いレベルを望んでいると、現状が不満になります。でも、今の歌声で満足してしまうと、これ以上のレベルにはなれません。
自分自身についてもそうです。高い人間性を求めていると、今の自分が不満だらけになります。でも、今の自分で満足してしまうと、堕落していくような気がします。
今思うことは、今の良さを認めつつ、一歩一歩、歩んでいくことなのかなと思います。
今を否定してしまうと、つらいです。僕に「別の人間になれ!!」と言われても、それは無理です。そして僕は僕自身です。そんな自分自身の今もって入るものの良さを認め、それを伸ばしていくことがいいのかな・・・と思います。
合唱団もそうです。今目の前の子供達の良さを認め、子供達の良さを伸ばしていくことがいいのかもしれません。
今あるものを、大切にしていきましょう。そしてその良さを認めて、生かしていきましょう。それが、自分自身を含めたみんなが気持ちよくなる方法だと思います。
これは人生を楽しく生きていくためのコツにつながるのかもしれません。
困ったときの斉藤一人さん [本]
最近、なんだか行き詰まり感がありました。三連休の後からです。
いろんな物事に振り回され、不満の固まりになっている自分がいました。そんな時、久々に斉藤一人のオーディオブックを聞いてランニングしてみました。
聞いたのはこれ。
斎藤一人 奇跡を呼び起こす「魅力」の成功法則 (East Press Business)
- 作者: 柴村 恵美子
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
すると不思議なことに、僕の心にお日様が照ってきました。
なんども聞いているはずなのに、この爽快感は何でしょうか。
結局、心の受け止め方の問題だということに気づきました。
世の中には、いい事と悪いこと、どうでもいいことなど、いろんなことがあります。
一方で、子供同士のぎずぎすした争いの世界もあれば、一方では、心温まるような出来事もあります。どこにアンテナを張るかは自分です。そのアンテナの向きが、ぎすぎすした方に向いていることに気づきました。
また同じ出来事があったとしても、それを受け止めるのは自分です。最悪の事態だと受け止めることもできるし、いい経験になったと受け止めることもできます。
結局は、自分自身の心の受け止め方だと、今日は改めて思いました。
このような気づきは、今まで何度もあったはずです。でも人間って、忘れてしまうんですね。ですから、今日のように本を読んだり、違ったものの見方をしたりしては、たまったゴミをふき取ることが大切なんでしょうね。
毎日顔を洗うように、心も洗う必要があります。
そんなとき、斉藤一人さんの言葉は、心の垢をふき取ってくれます。
困ったときの斉藤一人さんです。
ランニングから帰るころになると、朝日が輝いていました。
低学年のこどもたちに元気をもらいました [幸せに生きる]
今日、音楽室にいると2年生が入ってきて、ある女の子がこんなことを言いました。
「先生を見ると、なぜか元気が出るの。」
え~~、なんで?って聞き返すと、
「なぜかわからないけど、うれしくなるの。」
と言います。
もう一人、女の子が来て、
「わたしも、そう。」
と言います。
この言葉に、とても元気をもらいました。
と~~っても楽しかった三連休のあとのエンジンがかからない僕に、この言葉はエネルギーを与えてくれました。
5限目は、2年生の補欠でした。音楽の授業をやっていいって言われたので、教室で、た~~くさん歌い、踊りました。
2年生の子供達って、楽しそうに歌ってくれるので、本当に楽しいです。ここでも元気をもらいました。
楽しそうな子どもを見ることが、僕は大好きです。元気が出ます。そんな僕を見て、子供達も元気が出てくるのかな。
直球で飛んでくるような、そしてどこへ飛んでいくかわからないような低学年の世界、僕は大好きです。