歌声って奥が深い!人生が見えるようです [合唱]
ある先生に、うちの合唱団の歌声を聞いていただきました。
すると、声にパワーがあるとほめていただきました。しかし、発声が暗いと指摘されました。のどの奥が空きすぎているのです。
前々から気になっていたことでしたが、やはりそうでした。
そこで今は、発声を明るくすることに取り組んでいます。その方法とは、ずばり笑顔。具体的には、ほっぺを上げ前歯が見えるように歌えば、明るい発声になるのです。
今は、鏡を見ながら、歌ってもらっています。不思議ですが、そうすると明るい発声になっていきます。
歌声というのは行ったり来たりです。
まずは喉の奥を空ける事。とても大切なことです。でもやりすぎると、大人のような発声になってしまいます。まじめな歌声です。
笑顔になることで、明るい歌声になります。でもやりすぎると、喉声の聞き苦しい声になってしまいます。
まじめなことと笑顔の両方を、ほどよくやる必要があるのです。
それは、教師として子どもに接する場合にも言えることだと思います。
まじめだけでは、硬直してしまいます。時には笑顔の息抜きや癒しの時間も必要。
生き方にも言えることです。
まじめだけでは、苦しい。笑顔も必要。
歌声って奥が深いです。人生が見えるようです。
いろんなことを考えさせられます。
だからおもしろいです。
心地よい歌声には、まじめと笑顔をを行ったり来たりするように、心地よい生き方も、その両方を行ったり来たりするのがいいのかもしれません。