銀歯が教えてくれたこと [幸せに生きる]
今日、お餅を食べていたら、右の奥の銀歯が取れてしまいました。
実は、僕は、そこでしか硬いものをかめないのです。
さあ、奥歯のなくなった今、不便でなりません。食事を十分にかめない今、奥歯のあったことのありがたみを、ひしひしと感じています。
ありがたいは、漢字で書くと「有難い」となります。有ることが難しいことを、ありがたいというそうです。
僕は今まで、奥歯があるのは当たり前だと思っていました。でも、なくなった今は違う気分です。奥歯があったことは、有難いことだったのです。
そう考えると、当たり前だと思っていることが、すべて有難いことなのかもしれないなあと思えます。
家があるのは、有難い。
仕事があるのは、有難い。
奥さんがいるのは、有難い。
合唱ができるのは、有難い。
生きているのは、有難い。
当たり前の意識から、有難いの意識にシフトすると、すべてが有難く思えます。
そして、今僕は幸せなのだということに気づきます。
銀歯が教えてくれたことです。