二者択一 [授業]
卒業式が近づいてきました。
歌の指導の前、今の4,5年生によくしている「二者択一」について書きます。
来週には、卒業式の練習があります。
そこでは、君たちを5,6年生として扱います。
なぜなら、在校生の歌をリードするのは、君たちだからです。
そこで、みんなに聞きます。
どんな高学年になりたいかな?
2通りの高学年がいます。
一番目は、口を大きく開け歌い、歌う姿も立派であこがれの高学年。
二番目は、やる気を感じない。ふらふらした態度で、あんな先輩にはなりたくないなあという高学年。
どちらの人も実際にいます。
みんなはどちらの先輩になりたいですか?
目を閉じて手を上げてください。
1番目のあこがれの高学年になりたい人?
たくさんの子の手が挙がります。
では2番目のああいう先輩にはなりたくないという高学年になりたい人?
ほとんどの場合、手が挙がりません。(たまに上げる子がいてもかまいません)
目を開けてください。
ほとんどの人が一番目を選んで、うれしいです。
そう思っているみんなは、そんな高学年になれる可能性があります。
大切なのは、その気持ちを行動に表すこと。
では、卒業式の歌の練習を始めましょう。
子供達は、真剣に歌の練習に取り組んでくれます。
何をするにしても、子供達に、二通りの自分をイメージさせ、選ばせてから練習すること。とても大切なことだと思います。
何かのお役にたてばと思い書きました。