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今日は、音楽大学での免許更新2日目でした。 [合唱]

 今日は、音楽大学での免許更新、2日目でした。

 午前中は、「合唱指導」がテーマ。作曲家の萩久保和明先生による講習でした。
この先生、合唱曲「インテラパックス」の作曲をされた方でした。この曲は、以前、Nコン全国大会で中沢小学校が演奏していたはずです。難しいけど、いい曲だったなあという印象があります。


  この先生のボイストレーニング、とても勉強になりました。
広い場所で、次の発声をすると、ホールに響く声になる。
マーオーアー
 マーで頭に向かい、オーで天井に向かい、アーで遠く向こうに飛ばす。こう文章に書くと、難しいのですが、広い場所で声を遠くに飛ばす練習が大切だということがわかりました。

 また、指揮で大切なことは、指揮者の心の中に、表現したいものがあるかどうか。それが大きいということをおっしゃっていました。この音楽で何を伝えたいのか、それが、大切。事実、この先生の指揮は、表現してほしいことを歌い手に伝えるような熱い指揮でした。

 また、指揮を暗譜でできるようにしたほうが良い。暗譜は勇気と努力がいるけど、顔を見ながら振る。その方が良い音楽になるというお話も心に残りました。歌の出る一つ前に予備拍プラス目線が大切。

 そして暗譜して振れるように、ご自身も徹夜して練習したということもお話されていました。こんなすごい先生でさえ、そこもまでしているのです。
 指揮には人間が出る。というお話から、自分自身を磨いていくことの大切さも感じました。
 事実、この先生の指揮で歌ってみて、先生の合図や目線から思いを感じ、しっかり表現しなくては・・・という気持になりました。
 この先生、熱い先生でした。

 午後は、粕谷宏美先生による「指揮法」の講座でした。
指揮法の基本である「叩き」「しゃくい」「平均運動」などをおそわりました。
一応、指揮法の基本は教わりました。しかし、講座が終わって思ったのは、今日は指揮法の基本を紹介してもらったに過ぎない。ということです。
 大切なことは、これらの基本を繰り返し繰り返し練習することにあるのだ、ということに気づきました。

指揮法にも基本があります。
・腕は腹部位置
・肘は拳のうごきについてくる。
・打点のあとは脱力、などなど


 簡単なようですが、これらが身につくようになるまでには、何年も必要だあと思います。練習あるのみです。

 僕の指揮をみんなの前で見ていただきました。
粕谷先生から頂いた修正点は以下です。

・きちんと前を向くこと
・上半身や足など、全体的にリラックス。
・右に振りすぎない
・規制せず、おまかせする
・レガートの時は、たてを短めにふる。

これからは、ただただ鏡を見ながら、練習あるのみです。

指揮法に関して、萩久保先生からは、曲に対する思いの大切さを。
粕谷先生からは、基本を積み重ねることの大切さを教わったような気がします。

 今回の教員免許講習では、まだまだ努力することがたくさんあるということを確認しました。
 本当に合唱指導は奥が深いです。

 帰りがけ、講習を受けに来ていたある中学の先生と話し込んでしまいました。合唱指導をされている先生でした。
 いろんな練習法を工夫し、この先生からもたくさんのことをまなびました。今まで知らなかった練習法も学びました。この先生、いろんな先生からは練習法を学び、実践しておられました。
 これも大きな刺激になりました。

 まだまだ書ききれないほどの学びがあります。刺激と学びの大きい免許講習でした。来て良かったです。

ホテルにて


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