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Nコン全国コンクールを見て(聞いて) [合唱]

 今日は、コンサートのために見ることのできなかったNコン全国コンクール(小学校の部)の音をiphoneに入れ、何度も聞いていました。
 走ったり、仕事をしながら。3時間のコンクールでしたが、結局3回も聞いてしまいました。
 審査結果を予想しながら、聞いていました。

 僕の予想はだいたい当たりました。

 どの学校も良かったのですが、金の七生緑小学校は、やはり声が明るく、聞いていて心地よかったです。また、よくそろっていて、練習したんだろうなあということがよくわかる歌声でした。また、入賞したどの学校も、声に厚みを感じました。

 同じ課題曲なのに、みんな違った風に聞こえるから不思議です。
 どの学校も歌いこんだのが良くわかる歌声でした。

 自由曲は、「まいごのひかり」が、だぶっていました。この曲、たしかブロック大会でも歌われていました。今年の流行だったのかな?

 これもみんな違った風に聞こえました。

 しかし、うまいなあ・・・と思うところが、入賞していました。
 その違いは何だろう?と思いながら聞いていました。

 音程やハーモニーは、どの学校もバッチリだと思いました。
 しかし、違うのです。

 今、映像を見ながら、この文章を打っています。

 七生緑小学校は、基本をきっちりとやっているなあということが、見ていてよくわかりました。

・立ち方 ・姿勢 ・口径 ・表情
 
 やはり基本が大切なのだなあと思います。この基本が、簡単なようで、中々難しいのです。地道にコツコツとやり、そうすることが当たり前になるまでの繰り返しが必要だと思います。

 その上で、いかに楽譜に書いてある作者のメッセージをきちんと実現していくか。

 曲をいかにきっちりと仕上げていくか。コンクールの世界では、そういうことが必要だと感じます。

 しかし、それは、子どもたちとの共同作業なのです。

 堂々と歌っていた子ども達ですが、ここまで来るのに、いろんなことがあったことでしょう。どの学校の子も、みんなと一緒に学校生活を送り、その中で練習を重ね、今まで来たのです。
 朝練もあったことでしょう。昼休みに集まって練習したこともあるでしょう。また放課後やお休みの日、遅くまで残って練習もしたことでしょう。

 たくさんの練習の積み重ねが、昨日のステージの歌声だったと思います。そう考えると、ここまでがんばってきた子ども達をすばらしいなあと思います。

 Nコンの全国に来るまでは、本当に長丁場です。同じ曲を何度も何度も練習しなくてはいけません。積んでは崩しの世界だと思います。
 課題曲と自由曲の二曲を研究し、追求し、繰り返し繰り返し、作っていく世界があったのでしょう。ここまで引っ張ってこられた先生方や保護者のみなさんのご苦労もしのばれます。

 しかし一生忘れられない体験ができたことも確かなことでしょう。ああいう大舞台で歌えること、心からうらやましく思っている子どもたちは、たくさんいるでしょう。そんないろんなことを感じながら見ていました。

 全国コンクールに出演したみなさん、すばらしい演奏をありがとうございます。
 
 僕もいい音楽をつくっていきたいなあと改めて思いました。


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