これからの時代 [幸せに生きる]
今日は、息子の同級生の親といろんな話をしました。
その人の息子さんは、ひょんなことから農業大学で学ぶことになりました。将来はどうなるかはわかりませんが、親が植木職人をしているので、植木職人として生きていく可能性があります。
ただ植木職人の世界も先行きは明るいものではないそうです。なぜなら庭がだんだん減ってきているからです。生き残るためには、自分しかできない技を身につける必要があるとのこと。この人でしかできないという技術を身につければ、生き抜いていけるかもしれない。そんな話を聞きました。
おもしろいなあと思いました。これからの時代、どうなっていくのでしょう。人と同じ事をしていては、生き抜いていけない時代になってきたのかもしれません。
昔は勉強をして高学歴を身につければ心配ない。大企業に勤めれば、一生安泰。そんな時代でした。
しかし、時代は変わりました。今は高学歴であっても安心できません。大企業であってもつぶれる時代です。
さらに、10年後、あるいは20年後、時代は変わっていくでしょう。そんな変わっていく時代に、どう合わせ、生き抜いていったらいいのでしょうか。
息子の時代は大変です。
人と同じようなことをしていては、いけない時代になってきたのかもしれません。多様性の時代。個性を生かす時代。
自分が「これだ!!」と思うものを深く深く磨き上げ、自分しかできないようなものを身に着けていくことが大切になっていくような気がします。その過程の中で、やがて壁がやってきます。より良くなろうと悩みます。その壁を乗り越える中で、考え、工夫する力が身につきます。
目の前の子どもたちには、好きなことを夢中になってやれるような体験を積ませてあげられたらなあと思っています。
夢を現実に2 [幸せに生きる]
これは、僕の書斎兼居間にある「宝地図」です。
僕が「今まで実現した夢」や「これから実現しようとしている夢」がポスターとなって貼られています。僕からいつも見える場所にあります。
この中に、メダルが4つあります。
3つは東京マラソン。そして1つは、金沢マラソンの完走メダルです。
走り始めたのは、2001年からです。
ランニングは、絶望の淵から這い上がるために始めました。
始めは少しの距離でもお腹が痛くなりました。
少しずつ少しずつ距離を伸ばしていきました。
少しずつ身体が慣れていきました。
そのうち、いつかはフルマラソンを走ってみたいという夢を持ちました。
その当時は、本当に夢のような妄想でした。
しかし、夢見て走り続けました。
2004年の11月に初のフルマラソンに挑戦しました。
いびがわマラソンでした。
前日は神棚に向かって「無事に戻って来れますように」とお祈りしての挑戦でした。
3時間41分で完走しました。ゴールに着いたときは、号泣していました。
あれから僕は8回のフルマラソンを体験しました。
当選が難しいと言われる東京マラソンも3回体験できました。
大歓声の中、普段走れないような大都会の名所を走りました。今思い出しても、夢のような体験です。
これも「熱い思いとそれに伴う行動があれば、夢はいつか現実のものになる」という僕の中の証です。
運もあるよ。人は言います。でも、運だけでは、夢は現実のものにはなりません。
10倍近い東京マラソンに運よく当選できたとしても、その時に走れる身体をつくっていないと夢は現実ものにはなりません。
でも、熱い思いとそれに伴う行動で、偶然やってきた運をつかみとり、その運に乗ることができました。
熱い思いは、今も消えることはありません。
その思いを胸に、宝地図の中に記された夢を現実にしていきます。
一つ一つ乗り越えていきます。
夢を現実に! [幸せに生きる]
夢を現実にするまでに、様々な障害があります。
乗り越えていくべきものが、たくさんあります。
でも、一つずつ一つずつ乗り越えていきます。
きっとみんなが笑顔になれる方法があると思います。
それを見つけるために、一つ一つを乗り越えていきます。
僕が、合唱を始めた頃、「Nコンに出る」と言ったとき、
「そんなの絶対に無理。」
と言われました。
でも、その年に出てしまいました。
(この頃は、写真OKの時代でした)
その時の僕は、音楽的な知識がないに等しい頃でした。今考えても無謀な挑戦でした。でも、出てしまいました。そしてそれから毎年出続けました。実に9年間もです。
熱い思いとそれに伴う行動があれば、夢はいつか現実のものになると思います。
運もあるよ。人は言います。でも、運だけでは、夢は現実のものにならないと思います。なぜなら運はすぐに逃げていくからです。でも、熱い思いとそれに伴う行動があれば、偶然やってきた運をつかみとり、その運に乗ることができると思います。
また、夢そのものではなく、夢に似たような現実がやってくる場合もあります。
熱い思いは、今も消えることはありません。
その思いを胸に、夢を現実にしていきます。
一つ一つ乗り越えていきます。
朝練 [合唱]
急に寒くなりました。朝からミゾレが降って来ました。そんな寒い日にも関わらず、合唱団の子どもたちは、朝練にやってきます。
小さい2年生も一生懸命早起きしてやってきます。そんな子どもたちを見ていると、愛おしくなります。
音楽室を暖かくして、握手で迎えます。合唱団の朝練は、僕にとって、とても大切な時間です。
足・手・目・・・
おはようございます
おはようございます。
ソアーベの坪口先生の真似をして、毎朝、あいさつからスタートです。
小さい子がたくさん入ったけど、今までの子どもたちの声が、小さい子どもたちの声を包み込んでいます。
小さい子どもたちも、一生懸命口を大きく開け歌っています。
なんとなく、うちの歌声ができつつあります。
ピカッと光りました。でも、それに動ぜず、たくさんの子どもたちが僕の指揮を見ながら歌っています。みんな成長したなあと思います。
毎朝繰り返される合唱団の朝練は。もう6年になります。
朝練で、毎朝ずっと歌ってきました。そんな子どもたちとの思い出は、僕の宝ものです。
スルーする [幸せに生きる]
最近、お子さんによっては、僕に向かって傷つくようなことを言う子が、たまにいます。
今までの僕は、その言葉を真摯に受け取り、自己反省したり、
あるいはあまりにひどい言葉の場合は、指導していたりもしていました。
しかし最近は、スルーするという技を使うようになりました。
これは、高学年を上手に学級経営している先生から教わった技です。
聞こえないふりをしたり、気づかないふりをしたり、
うまく受け流すのです。
なかったことにする。
だってもったいないです。そんなことで中断したり、悩んだりして、大切な時間を無駄にするのは・・・。
そして楽しいことに注目したり、楽しい授業を、たくさんの子どもたちに提供するのです。
うまく受け流すこと。これ、人生を楽しく生きていくうえでとても大切なことのような気がします。だって、いちいち嫌なことに反応していたら、身が持たないもの。
それより、楽しいことやうれしいこと。がんばっている子に注目していく方が、ずっと楽しいです。
そんなことを考えていると、すごくいいお話をフェイスブックでみつけました。
今日の記事に共感された方、ぜひお読みください。