仲良くするコツ [幸せに生きる]
合唱団の6年生に、みんなと仲良くするには、「ほどよい距離感」が大切だよ。というお話しをしました。その例として、僕のこんな体験をお話しました。
高校時代の話です。
あまり真面目ではない雰囲気のクラスメートが「遊びに来ないか」と言います。
そのクラスメートは下宿暮らしをしていました。
僕はうれしい顔をして、ひょこひょこついていきました。
4,5人の男子が、彼の部屋に集まっていました。
そのうち、一人が、これ見よがしにタバコを吸い始めました。
一人一人にどうや?とすすめだしました。
一人、また一人と吸い出しました。
僕のところにもお誘いが来ました。
その時です。なにやら廊下から足音が聞こえます。
まずい!!
と言って、彼は吸っているタバコをもみ消し、窓を開けました。
そして座布団などを使い、煙をばたばたと、外に追い出していました。
ガラガラ!!
「あんたら、何やってんの!!」
下宿のおばちゃんでした。
いや・・なにも・・・。
バレバレだったと思いました。
おばちゃんは、そう・・・と言ってそ知らぬ顔をして出て行きました。
そのこと以来、僕はそのクラスメートのお誘いに乗りませんでした。
何度か、「遊びにこないか」とか「遊びに行こう」と言われても、いろいろと理由をつけ、断りました。だって、一緒にいると、やることはだいたい想像できます。停学や退学になるのがいやだったからです。
しかし、まったくお付き合いをやめたかというと、そんなことはありませんでした。
ある部分で付き合いはありました。
それは、漫画です。
僕は漫画を読むのも描くのも大好きでした。そのクラスメートも、漫画が好きでした。描いた漫画を見せ合ったり、貸し借りをしたりしたお付き合いがありました。
つまり、漫画という限定で、距離感を持ってつきあっていたのです。
仲良くするということは、いつも同じである必要はない。
お互いの気持ちのいいことを接点にしたお付き合いでいい。
それが、仲良くするコツだよ。とお話しました。
彼女たちが人間関係の悩みの渦に入ったとき、何かの参考になれば・・・と思い、お話したことです。
運動に音楽にと充実した一日でした [幸せに生きる]
今日は久々にのんびりした一日を過ごしました。
午前10時には仕事を終え、それからランニング。
いい天気でした。今日は山手の道路をのんびりとランニングしました。
雪がうっすらと残っています。その雪と青空のコントラストがきれいでした。
その後、ゆったりと温泉につかりました。すんだ青空を見ながらの露天風呂が、最高でした。
午後は、小松第九コンサートを楽しみました。
すでに13回を重ねるコンサートです。ここまで続いてきたことがすごいと思いました。
指揮は、井上道義さんです。この指揮がかっこいいこと。「いつかあのように指揮を振れたらいいなあ」と思いながら見ていました。
歌声も一般市民のみなさんとは思えないようなものでした。
運動に音楽にと充実した一日でした。
今日は、合唱団のクリスマス会でした [合唱]
今日は、合唱団の今年最後の練習日でした。
最後ですので、後半1時間は、クリスマス会として自由に遊んでもらうことにしました。
がんばった子どもたちに楽しい時間をプレゼントできたらなあという思いでした。
計画は、6年生の実行委員4人にお願いしました。
時間がない中で、子どもたちは、このような計画を立てました。
最初は体育館での「警どろ」。子どもたちは、合唱団とは違う顔を見せました。足の速い子がたくさんいます。生き生きと走り回る子どもたち。見ていて、しあわせだなあ~~と思いました。
たくさんの笑顔。
広い体育館を自由に使えるしあわせ。
いろんな学年の子が楽しそうに遊べるような合唱団が作れたこと。そして、継続できたことのしあわせを感じていました。
その後、音楽室で「なんでもバスケット」をしました。
メガネをかけている人。
黒い服を着ている人。など。
鬼になった子がいろんなことを言います。そのたびに、座席の取り合いです。
単純な遊びですが、大きい子小さい子入り混じり、これも楽しそうでした。
その後は、お菓子タイム。お菓子は僕の方で用意しました。
わいわいがやがやと楽しい空間でした。
4月から子どもたちよくがんばってきました。
ラ・フォルジュルネ金沢の出演から始まり、全国植樹祭出演。さらにNコンへ向けての猛練習を乗り切りました。
そして10月から入った新人さんも朝早くの朝練をよくがんばりました。どんどん音楽祭や敬老会。地いきでの数々のコンサートをこなしました。
子どもたちの心にたくさんの歌や思い出が残ったことでしょう。僕の心にも宝ものでいっぱいです。
今日のクリスマス会を計画し、進行してくれた6年生には、感謝です。本当に力がつきました。
しあわせをたくさん感じた一日でした。
努力はうら切らない [幸せに生きる]
6年生の卒業アルバムにメッセージをお願いされました。そこで書いたのが、これです。久々に手描きのイラストを描きました。
でも伝えたかったのが、「努力はうら切らない」というメッセージ。
これは、自分の体験から言えることです。
かつて高校受験を失敗した僕。その後の高校時代は猛勉強に明け暮れました。そして受けた大学をすべて合格しました。これが、この言葉を実感する初めての体験でした。
その後、教員採用試験は、何度もだめだったけど、高校時代の体験が、僕を支えてくれました。そして、4度目にて、合格を果たし、めでたく教員になることができました。これが二度目の体験。
さらにマラソンでの体験。月に600kmというトレーニングをした年には、3時間18分というベストの記録を出しました。これが三度目の体験。
そして、最近では、今年のNコンです。9回目の挑戦で、初の金賞。そして東海北陸ブロックでの入賞。この体験は、この言葉を、実感するものでした。
努力したけど、だめだったこともあります。だめだったことの方が多いかもしれません。たとえば、今年のNコンに至るまでには、8回もだめだったわけです。でも、その努力は無駄にはなっていません。
努力したことは、ステキな思い出となって残っています。
後の成長につながっていきました。
たくさんの学びがありました。
さらに、努力することの尊さを体感しました。
努力は裏切らない。
努力した分、いつか必ずいいことが自分に返ってくると思っています。また、後悔のない生き方ができると思います。
未来を担う子どもたちと自分に向けたメッセージでもあります。
今改めて、しあわせを感じています [幸せに生きる]
今改めて、しあわせを感じています。
紆余曲折はありましたが、教師という仕事にあこがれをもち、その職業についています。
授業には、子どもたちがちゃんといてくれます。
程度の差はあれ、僕の教えることを子どもたちは聞いていてくれます。
特には、楽しかったよと言ってくれます。
今は、大好きな音楽を毎日いっぱいやっています。
そして、日々この仕事で生きて来れました。
無職の時代がありました。
講師の時代もありました。
そんな時、僕の望んでいたことが、すべて現実となっているのです。
いつの間にかそれが当たり前となりました。
そして、知らず知らずのうちに、足りないところばかりを見るようになりました。
でも、考えてみると、僕はとても満たされた生活をしています。
当たり前という考えが、ものを見えなくさせていました。
それは無くなって初めてわかるものかもしれません。
のどがカラカラに渇いて、初めて水のありがたさがわかるように。
病気になって、初めて健康のありがたさがわかるように。
でも、いろいろと想像することでしあわせは見えてきます。
今ぼくは、しあわせの真っ只中に生きています。