歌い継いできた曲「いのちの歌」 [合唱]
今、合唱団で「いのちの歌」に取り組んでいます。
この歌は、前校長先生が退職の年に取り組みました。退職のときの定期演奏会で、前校長先生に指揮を振っていただきました。
僕も一緒に歌いました。涙がぼろぼろ出て歌えなくなった記憶がよみがえります。
2011年度のことです。
今からもう4年前になります。
それ以来、毎年歌い続けてきました。
いつも12月頃から取り組みます。
子どもたちは、この歌が大好きです。
僕自身も指導しながらジ~ンとします。この歌には、様々な思い出がつまっているからです。
毎年、アンサンブルコンテストで、歌ってきました。
2013年度には、6年生がこの曲で全国行きを決めました。
福島市音楽堂の立派なホールで歌いました。
すばらしい響きが今でも心に残っています。
仮設住宅でも歌いました。
お客さんのおばあちゃんたちの涙が今でも目に浮かびます。
定期演奏会でも、歌い継いできました。
この曲は、その年の子どもたちを思い出させます。
それをうれしそうに聞く保護者の方々の姿も思い出させます。
あまく切ない気持ちにさせます。
いのちの歌は、僕にとってそんな曲です。
今年で5年目になるこの曲。
今年はどんな歌声になるでしょう。
歌う子どもたちは変わっても、そのやさしく切ないメロディは変わりません。
聞く人の心を打つような、感謝の気持ちがこめられた曲にしあげていきたいです。
PS.茉奈佳奈(まなかな)が歌う「いのちの歌」がありましたので、アップします。
歌詞がとてもいいです。