アカペラのリズムをそろえる [合唱]
今日のアンサンブル練習では、前校長先生が来てくださいました。
どうしてもリズムがバラバラになってしまうところがありました。建物で言うと、隙間だらけのクラクラした状態です。しかし、前校長先生のアドバイスにより、リズムが合うようになりました。
その秘密は、
縦のリズムを合わせることです。
子どもたちは横の流れて歌っています。
しかし、別の視点が必要だと言うことです。
例えば、体育館で並んだ列を横から見て、きれいだったとしても、縦から見るとへごへごな場合があります。整列する場合は、縦も横もきっちりそろえる必要があります。
音楽も同じなのです。
アカペラでアンサンブルの場合は、それを子どもたちが理解する必要があります。
身体で感じるだけでなく、楽譜の構造を理解する必要があるのです。
今取り組んでいる曲は、三部です。その楽譜を縦で見ると、アクセント・フォルテのところがあります。最低限、そこはそろえる必要あるということです。
そこで、子どもたちとともに楽譜の中でそういうところをみつけ、縦の線をひきました。曲の構造を理解するためにです。
その後、以下のような練習をしました。
高音と中音で
中音と低音で
高音と低音で
ニパートなら、そろえる所は見えてきます。
これらをやることで、複雑に絡み合ったリズムが整然と見えてきました。
整然となると、今までバラバラだったものが、おもしろいリズムとなって各パートから飛び出してくるようになりました。
文章ではうまく伝わらないかもしれませんが、聞いていてゾクゾクするようなリズムが各パートから次々と飛び出してきました。本当におもしろかったです。
今の練習しているアカペラは、すっごく難しいです。
でも、楽譜を読み込み、練習を重ねるごとに少しずつ形になっていきます。
おもしろいです。
本当に前校長先生には感謝です。
僕も子どもたちも大きな学びの一日でした。
今日の記事は自分の学びの記録として残しました。