全国大会(福島)へ行くことが決まりました。 [合唱]
石川県ヴォーカルアンサンブルコンテストが終わりました。
なんと小学校部門と大学一般部門の中で1位となり、全国大会(福島)へ行くことが決まりました。
小学校部門7団体
大学・一般部門13団体
計20団体中1位がとれました。今でも信じられません。
(1位が取れたことで頭がいっぱいになり、何人か帰ってしまった後の記念写真でした。)
4チーム出ました。結果は以下の通りです。
Aチーム(8人以下の少人数グループ)
「あすという日が」チーム・・・金賞
「いのちの歌」チーム・・・金賞・北國新聞社賞
Bチーム(9~16人のグループ)
「二億年ずつ23回」チーム・・・金賞
「ほったろこい」チーム・・・金賞・北國新聞社賞
今回、子どもたちは、全国に行きたいと言いました。それを実現するために、それなりの練習をしました。ダントツの練習でないと取れないと思っていました。
子どもたち、よくがんばったと思います。よくついてきてくれました。
子どもたちががんばっているからこそ、なんとか子どもたちの願いを叶えてあげたいと心から思いました。
コンクールが近づくにつれ、夜中に目が覚めることが多くなりました。(それでもまた寝ましたけど)
確実に取らせてあげたい。しかし最終的には審査員の判断です。僕は何年も子どもたちに悲しい思いをさせてきました。だからこそ、ひたすら曲を研究し、いろんな先生に教えを請い、子どもたちの歌声を聞き、そして、練習しかありませんでした。
だからこそ、全国行きが決まった瞬間は、涙が出ました。
Nコンでも思いましたが、今回の結果は、たくさんの方々のおかげです。昨年はインフルエンザにやられました。そこで、体調管理をやかましく言いました。おかげで全員元気に出場できました。これは御家庭の協力があったからこそです。
前校長先生には、休日に毎回練習に来ていただきました。初めてのアカペラの指導で、たくさんのことを学ばせていただきました。
ピアニストの先生、保護者のみなさん、そしてたくさんの先生方の温かいコメント。今回も、本当にたくさんの方にお世話になりました。
そして、子どもたちの夢だった、下のことが一気に実現します。
合宿・・・福島での2泊3日のホテル合宿ができます。
学年だけで歌う・・・一曲は6年生だけで歌います。
合唱団だけで食べに行く・・・何回も食事ができます。
いのちの歌を歌う・・・全国大会で歌います
バス旅行・・・福島までの大バス旅行です
あの福島へ、再び子どもたちと行くことができます。集めた義捐金を持って。
2年前、コンサートをさせていただき、涙を流してくださったおばあちゃん達のいる仮設住宅にも、再訪問したいと思っています。
がんばった子どもたち、今日はゆっくり休んで欲しいです。
今回も大会関係者の方々をはじめ、たくさんの人にお世話になりました。たくさんの方々にありがとうの気持ちを込めて、ご報告させていただきます。
アンサンブルコンテストがいよいよ明日となりました [合唱]
アンサンブルコンテストがいよいよ明日となりました。
今日は、最後の練習でした。明日に備えて、最終リハーサルを行ないました。
明日は、自分達だけでステージにあがり、演奏をしなくてはいけません。
全部で4チーム出ます。
そこで、それぞれのチームが・・・
待機場所ですること。
袖幕でやること。
ステージでの立ち位置。
演奏。
礼・退場の仕方
これらのことを一通りやりました。
最後に総合リハーサルを行ないました。
それは、会場に着いてから、ステージに上がるまでの細かい行動の仕方を、実際にシュミレーションしながら動いてもらったのです。
明日は、満足に声出しをする時間がありません。
そこで、ステージに上がるまでの少しの時間も無駄にできないのです。
そして最後は、子どもたちだけでステージにあがり、演奏をしてもらいました。
その演奏は、ビデオに撮りました。
学校に来られている先生にも見ていただきました。
本番を意識した練習ができたと思います。
やれることはやりました。いよいよ明日。これらのことが自分達でできるかです。
明日子どもたちが、自分達のベストを出せることを祈っています。
疲れたときの、僕の裏技 [幸せに生きる]
金曜日の午後となると、一週間の疲れも出て、さすがにヘロヘロになります。
そんな6限目に、5年生自習の監督の補欠をお願いされました。
わざと黙って入りドアを
バン!!
と閉めます。
シーンと静まる教室。
黒板に向かい、勢いよく板書します!
何がおきたんだろうと見守る子どもたち。
やがて笑い声がおきます。
漫画を描いているのです。
やがて、自称、僕の似顔絵が、超イケ面にできあがります。
そして吹き出しに、ぼくの伝えたいことを書きます。
例えば「今日は自習だゼ!」というたわいもないこと。
最近は超高速で描きます。その方が受けがいいです。
昔、漫画を描いていてよかったなあと思える瞬間です。
最初との落差がおもしろいみたいです。
初めてのときは、超受けます。二回目以後は、またか・・・という感じです。そんな時は、女の子を描いて上げます。
子どもたちや僕自身が疲れたときの、僕の裏技です。
アンサンブルコンテストは自立への道 [合唱]
アンサンブルコンテスト当日には、子どもたちに様々なことが要求されます。
・分刻みの行動
・いつでもどこでも歌えること
・一発本番のステージ
以上のことを自分たちでクリアしなければならないのです。
本番では、僕は客席にずっといるつもりです。ステージの上にはあがることができないからです。
Nコンでは、子どもたちのそばで、いろんな声かけをしたり、気分を高めたりしていました。しかし、今回は、完全に子どもたちの力で乗り切っていかなくてはなりません。
それに備えて、日々いろんなことに取り組んでいます。
一昨日は、昼休み、外で歌わせました。子どもたちが雪合戦をしている中、アンサンブルチームの子どもたちは歌いました。
昨日と今日は、講堂のステージで歌いました。入場も退場も本番を意識させました。
ただし目の前では、たくさんの子どもたちが鬼ごっこやボール遊びをしています。そのような状況で動ぜず歌えることが大切だと思っています。歌の世界に入ることが大切だと思います。
歌声は、子どもたちの遊ぶ声にかき消されます。でも、響きのある声は飛んできます。このような状況でも届くように響きを作ることが大切だと思います。
今日は、何人か聞いてくれる子が出てきました。
日々、いろんな状況で歌いこんでいくしかありません。
それが、子どもたちの「自分達で」という力を伸ばしていくものだと信じています。
アンサンブルコンテストは自立への道です。
アンサンブルコンテスト、3日後に迫りました。
ささやかですが、ステキなドラマがありました [合唱]
いよいよアンサンブルコンテストが、4日後に迫りました。
全部で4チーム出ます。
全部で4曲歌います。それぞれ大きな課題があります。
6年生だけで歌う歌もあります。毎年歌い継いできた「いのちの歌」です。
この曲も課題山積です。
ハーモニーがうまく行かないところが数箇所。
そして一番の問題点は、アカペラで歌う部分です。ボーカルの子とバックコーラスのバランスやハーモニーがうまく行かないのです。
今日、放課後、特別に30分だけ、6年生だけの練習をしました。
朝はうまく行かなかったのに、放課後の練習ではうまく行きました。
気分をよくし、完全アカペラで歌わせました。するとこれもうまく行きました。(もちろん細かいところはたくさん問題がありますよ。)
最後のまとめ、子どもたちが「誰か先生に聞いてもらいたい」と言いました。
そこで、6年生の担任の先生を一人お呼びして、聞いてもらうことにしました。
副団にお願いに行かせました。
お忙しいのに、来てくださいました。
講堂のステージで、本番のように歌わせました。ただしアカペラです。
すると、なおったはずのうわずりや、ハーモニーのくるいが見られました。
力むとなるんですね。明日は重点的にその点の指導のやり直しです。
さて、一言感想をお願すると・・・
6年生の先生、涙ぐまれながら
「ありがとう。」と言ってくださいました。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
講堂に静かな時間が流れました。
6年生の団員たち、どれだけうれしかったことでしょう。僕も胸がいっぱいになりました。
6年生の先生から、最大級のプレゼントをいただきました。
子どもたちしあわせです。
心の糧にしていってほしいです。
コンクールに向けての練習では、様々なドラマが生まれます。一つの目標に向かってがんばるから、それだけ心も揺れ動くのかもしれません。今日もささやかですが、ステキなドラマがありました。
本当に心から感謝です。