うまい下手は関係ない [幸せに生きる]
何をやっても上手な人がいます。
跳び箱をさっと上手に跳べる人。
楽々と、バスケットボールを扱える人。
聞いただけで、サッと美しい声で歌える人。
昔はそんな人をうらやましいなあと思っていました。
そしてなかなかできない自分に落ち込んだりしていました。
しかし今は、あまりそう思わなくなりました。
たしかにサッとできることはすばらしいです。
でも、大切なのは、それを続ける能力があるかどうかだと思います。
音楽を教えていると、本当に歌のうまい子がいます。
でも、うまいだけで、おわりです。
続けなければ、それ以上伸びることはありません。
逆に合唱団の中には、そんなに上手でない子もいます。
しかし、続ける能力がある子は、どんどん上手になっていきます。
そして、音楽の授業で器用に歌っている子を、どんどん追い抜いていきます。
うまい下手は関係ないと思います。
続ける能力・努力し続ける能力こそが大切だと、最近強く思います。
音楽の指導をしていて、最近使わなくなったことばがあります。
「うまくてすばらしい。」
変わる言葉はこれです。
「がんばっててすばらしい。」
できる。できないの世界ではなく。努力することのすばらしさを教えていきたいです。
うれしい朝練 [名言]
昨日のすごい吹雪とはうって変わって、今朝は、少し緩んだ感じでした。
今日も朝の交通整理をすることになっていました。そこで、合唱団の朝練のメニューを音楽室に貼り、子どもたちにお願いしました。
午前7時20分から体育館の駐車場に立ちました。
昨日に比べ、送迎の方も少なく、また今日は3人体制でしたので、気持ちよく誘導ができました。
8時近くに交通整理を終え、音楽室に向かいました。
子どもたちだけで、歌っていました。
わずか5分間ですが、うれしくって、指揮をしながら表現をつけていきました。
たった5分ですが、やはり合唱団はいいものです。
最後は、今月誕生日を迎えた団員2人に、みんなでハッピーバースデーの歌のプレゼントをしました。アカペラで三部合唱のハッピーバースデーです。
前に出た二人、照れくさそうでした。
練習後、団長にこっそり聞いてみました。
「昨日にくらべて、どうだった?」
「昨日にくらべたら、返事が少し出てきました。」
でも、満足そうではありません。
でもいいのです。一歩一歩の前進でいいのです。
とりあえず、二日間、自分達で朝練をやりとげました。
それがうれしいです。うれしい朝練でした。
団長をはじめ、6年生に感謝です。
どんどん自立していってほしいです。
駐車場係り三昧の一日でした [幸せに生きる]
今日は朝から、猛吹雪。ようやく冬らしくなりました。
今日のような日は車の送迎の方も多いので、朝7時20分から交通整理にたちました。
うちの学校は、人数が多い割りに、車の乗り降りの場所が少ないのです。
特に指定されている体育館前は、通勤の車も相まって、大渋滞です。
体育館の駐車場に入ってくる車。
駐車場から出て行く車。
反対車線に出ようとする車。
反対車線から入ろうとする車。
通勤のたくさんの車の中から駐車場へ
また駐車場から、通勤中のたくさんの車の中へ誘導します。
そこを子どもたちが通学します。
神経がはりつめる仕事です。
吹雪の中、車の誘導をがんばりました。
靴下がグジュグジュになりました。
今日は、来年度新一年生の保護者の会もありました。
靴下が乾く間もなく、また駐車場に立ちました。
吹雪の中、狭い駐車場に少しでもたくさんの車が停まるよう誘導します。
そして放課後、またまた身体のぬくもる間もなく、子どもたちの帰りに迎えに来る車の誘導に立ちました。
景色はすっかり冬。
駐車場係り三昧の一日でした。
こうやって思ったことがあります。それは、どんな仕事でも、いろんな思いを持った人間がやっているのだ・・・ということです。
運転していると、道路で車の誘導をしている方がいます。そんな方も、いろんな思いを抱きながら働いているんだろうなあ。
コンビニの店員さんも、いろんな思いを抱いて働いているんだろうなあ。
単にお客様に奉仕するという物ではなく、いろんな感情や思いを抱いた僕と同じ人間なのです。仕事だからやっている・・・という単純なものではないと思いました。寒い屋外で駐車場係を長い時間やっていて、あらためて思ったことです。
今日の体験を通して、そんな人たちに今まで以上の感謝の気持ちで接しられそうです。
うれしかったのは、子どもたちだけで、合唱練習ができたこと。
寒い一日でしたが、心温まるうれしいことでした。
ある人にとっては、家に帰ってみる子どもの笑顔。
ある人にとっては、一家団欒の時間。
人はそんなさりげない思いを支えにがんばれるのかもしれません。
ついつい買ってしまいます [幸せに生きる]
コンクールが2週間後に迫りました。
指導者としては、ついついこういうものを買ってしまいます。
がんばっている子どもたちの願いをかなえてあげたい・・・という思いから。
がんばっている人たち、すべての人にエールを送ります。
あなたには、たくさんの応援団がついています!!!
自分自身が幸せを決める [幸せに生きる]
今日、じっくりと自分の生活を考えてみました。
するとあらためて、幸せだなあと思いました。
日々、好きなことをして生きています。
特に僕の場合は合唱です。大好きです。そんな好きなことを仕事の中で思いっきりできることが幸せです。
また人の前で話すということも好きです。それを聞いてくれる子どもたちがいるということも幸せです。
毎日走ることができるということ。これまた幸せです。そんな健康な身体でいられることに幸せを感じます。
今、3つのことを書きました。合唱・人の前で話すこと・走ること。
思い返してみると、僕はこの3つ、どれも好きなことではなかったのです。いや、嫌いなことばかりだったと言えます。
合唱・・・歌うなんてとんでもない!!
人の前で話すこと・・・と~~っても苦手でした。
走ること・・・あんなしんどいことよくなるなあ・・・と思っていました。
しかしやっているうちに、どんどん自分の中に変化が生まれ、好きになってしまったのです。不思議です。
20歳代の自分が今の生活を見ると、おそらく「地獄だ~~」って言うでしょう。
そう考えると、幸せは自分自身で決まるような気がします。環境が幸せを決めるのではなく、自分自身が幸せを決める。
そういえば、食べ物の嗜好もどんどん変わりました。そして好きなものも広がってきました。嫌いだった納豆も今では大好きです。
年齢とともに、好きなものの範囲が広がっていきます。世の中おもしろくなってきました。