ささやかですが、ステキなドラマがありました [合唱]
いよいよアンサンブルコンテストが、4日後に迫りました。
全部で4チーム出ます。
全部で4曲歌います。それぞれ大きな課題があります。
6年生だけで歌う歌もあります。毎年歌い継いできた「いのちの歌」です。
この曲も課題山積です。
ハーモニーがうまく行かないところが数箇所。
そして一番の問題点は、アカペラで歌う部分です。ボーカルの子とバックコーラスのバランスやハーモニーがうまく行かないのです。
今日、放課後、特別に30分だけ、6年生だけの練習をしました。
朝はうまく行かなかったのに、放課後の練習ではうまく行きました。
気分をよくし、完全アカペラで歌わせました。するとこれもうまく行きました。(もちろん細かいところはたくさん問題がありますよ。)
最後のまとめ、子どもたちが「誰か先生に聞いてもらいたい」と言いました。
そこで、6年生の担任の先生を一人お呼びして、聞いてもらうことにしました。
副団にお願いに行かせました。
お忙しいのに、来てくださいました。
講堂のステージで、本番のように歌わせました。ただしアカペラです。
すると、なおったはずのうわずりや、ハーモニーのくるいが見られました。
力むとなるんですね。明日は重点的にその点の指導のやり直しです。
さて、一言感想をお願すると・・・
6年生の先生、涙ぐまれながら
「ありがとう。」と言ってくださいました。
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講堂に静かな時間が流れました。
6年生の団員たち、どれだけうれしかったことでしょう。僕も胸がいっぱいになりました。
6年生の先生から、最大級のプレゼントをいただきました。
子どもたちしあわせです。
心の糧にしていってほしいです。
コンクールに向けての練習では、様々なドラマが生まれます。一つの目標に向かってがんばるから、それだけ心も揺れ動くのかもしれません。今日もささやかですが、ステキなドラマがありました。
本当に心から感謝です。