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福島県新地町の老人ホームでのコンサートが終わりました。 [合唱]

   福島県新地町の介護老人ホームでのコンサートが終わりました。

   二年前、新地町の仮設住宅で、コンサートをさせていただきました。
  大変な中、ものすごく僕たちを歓迎してくださいました。涙。涙のコンサートでした。

 その時、「また来ます」と約束しました。

 今、その仮設住宅はなくなりました。しかし、2年前にお世話になった社会福祉協議会の方に、その近くにできた介護老人ホームを紹介していただきました。約束を果たすべく、僕たちは向かいました。

 くねくねした山道を通りぬけ、現地へたどり着きました。
お世話になったMさんが、2年前と変わらぬ笑顔で、出迎えてくださいました。
老人ホームは、以前仮設住宅があった場所から、本当に近い場所にありました。

 保護者の方の協力で、 電子ピアノやアンプなどの機材を運び入れ、コンサートを始めました。たくさんのお年寄りの方がいらしてくださいました。

  また来ました。

涙を流して聞いてくださる方がいました。
ふるさとやほったろこい、では、一緒にうたってくださいました。
歌が終わるたびに拍手をいただきました。
子供たちとお年寄りとのふれあいコーナーでは、たくさんの方が笑顔で接してくださいました。子供達は、なにかを感じたはずです。

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  喜んでもらえたようで、うれしいです。

震災のとき、なにも出きなかった自分。
ずっと東北の応援をしてきました。
そして2年ぶりに、この福島の地で再びコンサートができました。うれしかったです。

コンサートで少しずつ集めた義援金も直接渡すことができました。
小銭ばかりですが、そこには石川県の人たちの思いが込められています。

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  コンサート後、2年前にコンサートを行った仮設住宅跡に行っていました。
さら地になっていました。

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 2年前のことが懐かしく思い出されました。あの時、涙を流しながらお話したおばあちゃんはどうしているだろう。小さい女の子たちはおおきくなったろうなあ。・・・。しばらく、その場に佇み、思い出の旅をしていました。

今回お世話していただいた新地町の社会福祉協議会の皆さん、そして介護老人ホームのみなさん、そして私たちの歌声を聴いてくださった方々に、こころから感謝しています。

子供達の歌声が、しあわせを生みました。

 ずっと応援しています。


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