愛知県へ行ってきました! [合唱]
今日は愛知県へ行ってきました。
武田雅博先生の課題曲講習会を聞くためです。
毎年、恒例です。
今年も見慣れた先生のお顔を何人も見ました。
そして、武田雅博先生の熱血指導も見られました。
昨日は仙台。そして今日は愛知と連日のご指導にもかかわらず、熱いご指導をみることができました。ありがとうございます。とてもうれしかったです。
今回もたくさんの学びがありました。一番の収穫は、テンポが重要であるということ。特に、今年の課題曲では、テンポが6種類もあります。
コンクールでは、どの学校も課題曲を演奏します。だからこそ、テンポをしっかり守ることが大切だということがわかりました。
ある先生からは、審査員が指揮者や作曲家の場合、そこは厳しく見るだろう、ということを聞きました。
コンクールは、ある意味、勝負の世界です。だからこそ、しっかりとやることはやることが大切だと思いました。
また、同じメロディの場合、何が違っているかを見つけることが大切だということも心に残りました。
その違いを見つけるには、楽譜を良く見ること。
特にピアノの和音を見る。クレッシェンドをみることが重要。
同じ事が2回続くときは、変えること。その手がかりは楽譜にあり。なるほどです。
発声についても学びがありました。
武田先生からは、今までいろんな発声遊びを教わりました。ミッキーの声。お金持ちの奥様の声。そして今日はジェットコースターの声。どれもわかりやすく楽しい指導です。
しかし重要なのは、それを歌と関連付けることだということです。
発声はできても、歌でそれができないと意味がありません。
昨日の記事ではありませんが、発声遊びと歌とをリンクさせていくことが大切だということがわかりました。
エの発声。これはアの口でエを発声することで響きが残ることもわかりました。
声を色で示すことも有効。
胸声・・・赤色
頭声・・・青色
赤色のまま、上の音にもっていくとおかしなことになりそうです。なるほど~。
アルトに対して、「地声でもいいから大きくして」ということをどれだけがまんするか。これも心に残りました。これはつい言いたくなります。
指揮についても学びがありました。
曲がどれだけ自分の中に入っているかが重要。子どもたちが繰り返し歌っていくように、指揮も繰り返し練習し、歌と一体になることが大切なんだと思いました。拍で振る必要はない。大きな表現を導きたいときは、4拍ではなく2拍で振ることも有効。子どもたちが安心して歌えるような指揮をして欲しい。
そして、子どもの表情は先生が変わることで変わる。ということも納得です。
僕は今、鏡を見ながら毎日指揮練習をしています。少しずついい顔で指揮をふれるようになりました。それまでは、恐い顔をしてふっていたのだろうなあと思います。
あと、歌に深い意味をこめていくことの大切さを学びました。武田先生は、曲の前半でためたエネルギーを、後半では世界に語りかけていく!生きるってすばらしいよ!って、そんなことをおっしゃっていました。すると、この課題曲が壮大なものに変わっていく感じがしました。僕は子どもたちとどんな意味をつけていこう。
二時間半の指導ですが、まだまだ未消化です。
これから、録音した講座を毎日聞き、それこそ、自分の身体の中に入れ込んでいきます。
今年も本当にたくさんの学びがありました。
武田先生には毎年感謝です。
Nコンに出るということは、ある意味、特殊なことだったのだなあと、今年は感じています。それに挑戦し、学びに来ている先生がたくさんいる場所に来たことで、元気ももらえました。
愛知県の合同合唱団の子どもたちの歌声も素敵でした。
関係者のみなさん、毎年ありがとうございます。
また明日から顔晴ります。
ps.文責はすべてムッシュにあります。