SSブログ

打ち上げ [合唱]

 今日はとってもうれしいことがありました。
 保護者の方が主催して、Nコン県大会金賞の打ち上げ会を開いてくれたのです。
 場所は、バイキング形式で食べ放題のところ。

IMG_1947.jpg

 僕は、合唱団創立当時から、金賞をとった時、保護者のみなさんとお祝いの会を開くのが夢でした。その夢が実現しました。
 会場にいるとき、ずっと夢をみているような気分でした。

 特に今年は、二校合同ということで、保護者同士の親睦も必要だと思っていました。
 同じ釜の飯を食うことは、仲を接近させます。
 保護者の方で名札を用意し、胸にかけていました。普段顔を見るけど、名前のわからない方もいたことでしょう。これですっきりしたのではないでしょうか。
 主催してくださった6年生の保護者の皆さんには、感謝です。ありがとうございました。

 子どもたち、大喜びでした。
 肉あり、ケーキあり、うどんあり、何でもあり。
 そんなたくさんのご馳走を食べ放題なのですから。
 食べ物と友だちの間を行ったり来たり。
 本当に楽しそうでした。

 僕は保護者の方、一人ひとりに、ウーロン茶をついで回りながら、お礼を言いました。
 これは、僕自身やりたかったことです。
 だって、Nコンの練習では、子どもたちを練習に出してくれたり、送迎をしてくれたりと、本当によくしていただきました。しかし、お礼を言う暇もなくバタバタした毎日。今日、ひとりひとりにあいさつできて良かったです。

 最後は、お礼の意味で、子どもたちの歌をプレゼントしました。
 伴奏なしのアカペラでしたが、会場の響きも良く、いい歌が歌えたと思います。
 初めて聴いたお母さんは驚いていました。

 こんな花束までいただきました。

IMG_1949.jpg

 子どもたちにとっても僕にとっても、今日は忘れられない日になりそうです。
 本当に、ありがとうございました。

 東海北陸に向けて、またお世話になります。
 思いが歌に込められるよう、子どもたちとともに練習を顔晴っていきます。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

石川県合唱コンクールに行って来ました [合唱]

  今日は、合唱連盟主催の石川県合唱コンクールに行って来ました。
 これは、Nコンと並んで二大コンクールと呼ばれる全日本合唱コンクールの県大会になります。

 全日本合唱コンクールは、全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催し、毎年開催されます。Nコンとの区別から、一般的に「朝コン」または「連盟」等と呼ばれているそうです。
  中学校部門・高等学校部門・大学ユース合唱の部・室内合唱の部・同声合唱の部・混声合唱の部などがありました。

 このコンクールのことは知っていました。中学校以上は、Nコンがだめでも、すぐあとにこの大会があり、うらやましく思っていました。

 会場は、Nコンと同じ会場。クレインでした。

IMG_1943.jpg

 行った目的は次の二つです。
 生の演奏を聴きたかったこと。
 審査のつもりで聴いて、耳を鍛えること。

 そして、実際、本当に勉強になりました。

 中学・高校の合唱曲ですから、聴いたことのないものばかりでしたが、ハーモニーのおかしいところや、音程のおかしいところが何となくわかりました。
 特にアルトが下がり気味だったり、ソプラノが上がりきっていない所が、なんとなくわかるのです。そんな自分がうれしかったです。審査員は、そういうところをチェックしているのでしょうね。

 指揮も、後ろから見て、自然な指揮とそうでない指揮があることに気づきました。自分自身、指揮練習、がんばろうと思いました。

 中学校部門は、小学生に比べると、段違いに見事な発声でした。しかし、うまいなあと思う演奏でも、ところどころハーモニーが不安定な部分があったり、言葉がはっきりしない演奏があり、もったいないなあと思いました。

 高等学校部門、一番手は、同じ市の小松市立高等学校でした。
 高校になると、更に声の厚みが違いました。
 この高校には、うちの合唱団のOBが入っています。アルトの方で、一生懸命歌っていました。見ていてうれしかったです。

 声の厚みは違いますが、やはり団体によっては、歌全体がフラット気味だったり、ハーモニーが甘いかな?と思うところがありました。すると、そこから審査員の目線になってしまいます。姿勢を見たりすると、きちんとしてない人がいたりします。

 いろんな団体を聴いて、やはり基本は大切だなあと思いました。特に音程や響きのある声です。あやしいところがあると、審査員の目線に変身してしまいます。
 しかし、これらが、しっかりしていると歌の世界に自然と入っていきます。

 そして次は言葉が気になりました。どれも初めて聴く曲です。音楽の中では言葉が流れていってしまいます。ハーモニーは見事なんだけど、注意深く聴かないと言葉がわからない演奏がありました。しかし、自然と言葉が入ってくる演奏もありました。
 言葉がはっきりわかると、より深く音楽の世界に入っていけました。
 
 辰巳丘高校の演奏は、歌の世界に入って聴きいりました。声の明るさと同時に、歌から訴えるものを感じました。

 そして二水高校の演奏は、総勢55名の混声合唱。見事でした。第一声を聴いた瞬間から、その迫力に驚きました。男子が19名もいます。ものすごい迫力なのです。まるでオーケストラのようでした。
 知らない間に、僕は音楽の世界の中にいました。なんだか身体が熱くなり涙が出ました。すごい演奏でした。

 本当に行って良かったです。勉強になることがたくさんありました。

まとめると、次のようになります。

やはり声が大切だと思いました。
(それは、音程や明るさ・響きなどが含まれます。)
その上で、言葉
最後には、感じるものを表現できるかどうか。
それは歌い手と指揮者で作り出すものかもしれません。

東海北陸ブロックでは、それが要求されると思います。
まずは声。そして、言葉。最後には、思い。

あともう一つ、大きければいいというものではなく、バランスのよい響きが大切だということもホールで聞いて感じたことです。

 いろいろと書きましたが、今日の演奏は、どれも見事でした。たくさんの学びがありました。
 みなさん、おつかれさまでした。そして本当にありがとうございました。

IMG_1946.jpg


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。