打ち上げ [合唱]
今日はとってもうれしいことがありました。
保護者の方が主催して、Nコン県大会金賞の打ち上げ会を開いてくれたのです。
場所は、バイキング形式で食べ放題のところ。
僕は、合唱団創立当時から、金賞をとった時、保護者のみなさんとお祝いの会を開くのが夢でした。その夢が実現しました。
会場にいるとき、ずっと夢をみているような気分でした。
特に今年は、二校合同ということで、保護者同士の親睦も必要だと思っていました。
同じ釜の飯を食うことは、仲を接近させます。
保護者の方で名札を用意し、胸にかけていました。普段顔を見るけど、名前のわからない方もいたことでしょう。これですっきりしたのではないでしょうか。
主催してくださった6年生の保護者の皆さんには、感謝です。ありがとうございました。
子どもたち、大喜びでした。
肉あり、ケーキあり、うどんあり、何でもあり。
そんなたくさんのご馳走を食べ放題なのですから。
食べ物と友だちの間を行ったり来たり。
本当に楽しそうでした。
僕は保護者の方、一人ひとりに、ウーロン茶をついで回りながら、お礼を言いました。
これは、僕自身やりたかったことです。
だって、Nコンの練習では、子どもたちを練習に出してくれたり、送迎をしてくれたりと、本当によくしていただきました。しかし、お礼を言う暇もなくバタバタした毎日。今日、ひとりひとりにあいさつできて良かったです。
最後は、お礼の意味で、子どもたちの歌をプレゼントしました。
伴奏なしのアカペラでしたが、会場の響きも良く、いい歌が歌えたと思います。
初めて聴いたお母さんは驚いていました。
こんな花束までいただきました。
子どもたちにとっても僕にとっても、今日は忘れられない日になりそうです。
本当に、ありがとうございました。
東海北陸に向けて、またお世話になります。
思いが歌に込められるよう、子どもたちとともに練習を顔晴っていきます。
石川県合唱コンクールに行って来ました [合唱]
今日は、合唱連盟主催の石川県合唱コンクールに行って来ました。
これは、Nコンと並んで二大コンクールと呼ばれる全日本合唱コンクールの県大会になります。
全日本合唱コンクールは、全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催し、毎年開催されます。Nコンとの区別から、一般的に「朝コン」または「連盟」等と呼ばれているそうです。
中学校部門・高等学校部門・大学ユース合唱の部・室内合唱の部・同声合唱の部・混声合唱の部などがありました。
このコンクールのことは知っていました。中学校以上は、Nコンがだめでも、すぐあとにこの大会があり、うらやましく思っていました。
会場は、Nコンと同じ会場。クレインでした。
行った目的は次の二つです。
生の演奏を聴きたかったこと。
審査のつもりで聴いて、耳を鍛えること。
そして、実際、本当に勉強になりました。
中学・高校の合唱曲ですから、聴いたことのないものばかりでしたが、ハーモニーのおかしいところや、音程のおかしいところが何となくわかりました。
特にアルトが下がり気味だったり、ソプラノが上がりきっていない所が、なんとなくわかるのです。そんな自分がうれしかったです。審査員は、そういうところをチェックしているのでしょうね。
指揮も、後ろから見て、自然な指揮とそうでない指揮があることに気づきました。自分自身、指揮練習、がんばろうと思いました。
中学校部門は、小学生に比べると、段違いに見事な発声でした。しかし、うまいなあと思う演奏でも、ところどころハーモニーが不安定な部分があったり、言葉がはっきりしない演奏があり、もったいないなあと思いました。
高等学校部門、一番手は、同じ市の小松市立高等学校でした。
高校になると、更に声の厚みが違いました。
この高校には、うちの合唱団のOBが入っています。アルトの方で、一生懸命歌っていました。見ていてうれしかったです。
声の厚みは違いますが、やはり団体によっては、歌全体がフラット気味だったり、ハーモニーが甘いかな?と思うところがありました。すると、そこから審査員の目線になってしまいます。姿勢を見たりすると、きちんとしてない人がいたりします。
いろんな団体を聴いて、やはり基本は大切だなあと思いました。特に音程や響きのある声です。あやしいところがあると、審査員の目線に変身してしまいます。
しかし、これらが、しっかりしていると歌の世界に自然と入っていきます。
そして次は言葉が気になりました。どれも初めて聴く曲です。音楽の中では言葉が流れていってしまいます。ハーモニーは見事なんだけど、注意深く聴かないと言葉がわからない演奏がありました。しかし、自然と言葉が入ってくる演奏もありました。
言葉がはっきりわかると、より深く音楽の世界に入っていけました。
辰巳丘高校の演奏は、歌の世界に入って聴きいりました。声の明るさと同時に、歌から訴えるものを感じました。
そして二水高校の演奏は、総勢55名の混声合唱。見事でした。第一声を聴いた瞬間から、その迫力に驚きました。男子が19名もいます。ものすごい迫力なのです。まるでオーケストラのようでした。
知らない間に、僕は音楽の世界の中にいました。なんだか身体が熱くなり涙が出ました。すごい演奏でした。
本当に行って良かったです。勉強になることがたくさんありました。
まとめると、次のようになります。
やはり声が大切だと思いました。
(それは、音程や明るさ・響きなどが含まれます。)
その上で、言葉。
最後には、感じるものを表現できるかどうか。
それは歌い手と指揮者で作り出すものかもしれません。
東海北陸ブロックでは、それが要求されると思います。
まずは声。そして、言葉。最後には、思い。
あともう一つ、大きければいいというものではなく、バランスのよい響きが大切だということもホールで聞いて感じたことです。
いろいろと書きましたが、今日の演奏は、どれも見事でした。たくさんの学びがありました。
みなさん、おつかれさまでした。そして本当にありがとうございました。