ブラスバンド、おもしろくなってきました [ブラス]
ブラスバンドをメインにやりだしてから、一ヶ月近くになりました。
大変ですが、やりがいも感じるようになりました。
それは、子どもたちと一緒に音楽づくりができるという点です。
先週の金曜日から、新曲に取り組んでいます。あの名曲、ふるさと。金管バンドバージョンです。
次のコンサートがひかえているため、5日間でこの曲をふけるようにしなくてはいけません。今日で4日目ですが、なんとかみんな音をとれるようになりました。(まだ音はふらふらしていますが・・・)
この超スピード音取り。こんな方法でやってみました。
まず楽器ごとのパート音の入ったCDをつくり、全員に配りました。そのとき、以下のことを言いました。
自分のパート音を流しながら、勉強をすること。
合唱団と同じ方法です。まずは、身体に自分のパート音をしみこませることが大切です。
練習ではパート練習で以下のことをさせました。
CDを流しながら、
①リズム打ち ②階名唱で歌う ③先生に聞いてもらう ④合格したら楽器
こういう手順でやったところ、以前なら、
先生、ここのリズムがわかりません。
先生、ここどんな音なんですか?
そんな質問はなくなりました。
そして今日吹いてみたところ、想像以上に音がとれていました。
ふるさとは、半音階がけっこうあります。これらの音をしっかりとらないと、きれいなハーモニーになりません。また、スローテンポの曲だからこそ、息が必要です。
まず音をしっかりとること。息をすうこと。練習量が大切!!
僕の場合は、そんなことを言いながら、ひたすら吹かせます。
指導すればするほど、上達するのが見えてきます。
ブラスバンド。ジャンルは違いますが、合唱で学んだことが生かせます。
だんだんおもしろくなってきました。
今日、職員室で、校長先生からこんな話をされました。
ブラスバンドの指導は、普通できないもの。
このような体験ができるなんて、しあわせですね。
今の僕は、そうだなあと思えるようになりました。
メインでやると宣言し、攻めの姿勢で取り組むことで、より楽しさが増していきました。
楽器が吹けないから、ブラスバンドの指導は無理だと思っていました。でも、考えると、僕はピアノが弾けないのに、合唱指導をやれています。何事も、不可能はないのです。
まだまだわからないことはたくさんあるけど、新しいことへのチャレンジは、きっと僕を成長させてくれるものだと思っています。
この与えられたチャンスを、自分の糧となるよう、生かしていきます。