音楽はおもしろいです [合唱]
今日は、朝から楽譜を見ていました。
リズムの難しい曲に挑戦しています。
何度やってもうまくいかない部分があります。
高音と低音が半拍ずつずれ、かけあいになるところです。
いつもうまくいきません。
音源を聞きながら楽譜を何度も見ていました。
ここが4分音符で、ここが8分音符でと音の長さを分析しました。
タイでつながっている音もあります。
その長さを楽譜に書き込んでいるうちに、難しいなぞが解けました。
うまく行かない部分は8小節あるのですが、途中でリズムパターンが変わっているのです。そこの部分の仕組みがわかりました。
僕自身、とてもスッキリしました。あっ、解けた!
合唱は、ある意味数学的でもあります。
その曲は、ずっと音源を聞いています。わかったつもりになっていました。
しかし、楽譜を分析し、その構造を理解しないといけないということがわかりました。
それは、法隆寺を見て、すばらしいなあと思い、何度も外見を見てわかったつもりでいるようなものです。では、それを自分達で作ろうと思っても、設計図をみないとわかりません。
まず設計図から仕組みを理解しなくてはいけません。
その理解は、全体の理解と、細部の理解が必要でしょう。
その理解には、専門の知識もいるでしょう。
そして専門の技術も必要です。
私たちに、法隆寺を建てるということなどは、できません。
しかし、合唱指導は、その過程を疑似体験できます。
設計図である楽譜を理解し、分析すること。
全体のイメージを把握すること。
その過程に何が必要か、必要な練習は何か、そんなことも考える必要があります。
闇雲に、感性だけで教えていても、曲は完成しません。
しかし、感性も必要です。
そして、それらがすべてうまくいったとき、法隆寺を見たときと似たようなゾクゾクするような感動が生まれる。(そんな指導ができるようになりたい!!)
だから、おもしろいです。
自分が磨かれます。共に歌う子どもたちもいっしょに成長できます。
合唱はおもしろいです。
音楽はおもしろいです。
開脚4週間プログラム、8日目終了
第二週目に突入 週替わりのストレッチ2「壁ストレッチ」開始