夢が広がった冬練 [夢]
今日で、集中した冬練が終わりました。
新年4日から練習を始め、今日7日は、一日練習でした。最後は、今の段階の歌声を録音して終了。
子どもたち本当によくがんばりました。
また毎日送迎してくださった保護者の皆さんには、心から感謝です。
さて、そんな中で、自慢したいことがあります。
それは、練習時間の中に、宿題タイムを入れたことです。
それは僕自身、夏休みや冬休みの最後の日、宿題でとっても苦労した覚えがあるからです。
合唱ばかりやっていて、宿題ができなかったなんて、申し訳ないです。
そこで、日程の中で、1時間、宿題タイムを入れました。
公民館で机を出して、みんなで静かに宿題をやります。さながら、塾のようです。
子どもたち、わからないところはお互い教えあっています。今流行のアクティブラーニングのようです。
昨晩は、習字の先生をお呼びして、書初めの練習もさせました。(合唱団のおばあちゃんの中に習字の先生がいたのです。聞いてみると、生徒さん90人も抱えるすごい先生だということがわかりました。ボランティアでしていただき、本当に感謝です。)
ほとんどの子が宿題をやり終えたのではないかと思います。
学業を含め、普段の基本的な生活がきちんとあっての合唱団活動だと思っています。
それは、昨日紹介した以下の本の中にもありました。
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
- 作者: 原 晋
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: 単行本
そんな冬練を通して思ったことがあります。それは、こういうことを毎日できたらいいなあ・・・ということです。
僕の目指しているのは、歌を楽しむのと同時に、合唱を通して人間的な成長をしてもらうこと。自尊心に満ち、世の中に出て生き生きと自分の人生を歩める人を育てること。世の中の幸せに貢献できる人を育てること。
そんな人間教育ができたらいいなあ・・・と。
吉田松陰の松下村塾のように、後々の人材を育成すること。
合唱を通して、そんなことができると、すてきだなあ。
学校が終わったら、みんながやってきます。
合唱練習までに宿題をやり終えます。
宿題が終わらないと合唱練習はできません。だからみんな集中します。
そして合唱練習では、小さい子から大きい子まで、一つになっていろんな歌を歌います。
その中で、合唱と関連付けながら生きる上でのためになるお話や、いろんなお話をしていきます。
今の夜の合唱団はそんな感じです。
共働きの保護者の方にとっては学童的な役割も果たします。
依頼があれば、様々な場所でコンサートをし、聞いている人に喜んでいただきます。地いきに貢献し、合唱がそこから広がっていきます。
コンクールに挑戦したい子達は応援していきます。
中学校に部活認定してもらいます。すると中学生に歌う場所を提供できます。(市内の中学校に合唱部はないのです)
また龍馬のように、他の地域や海外の合唱団ともどんどん交易?(交流)していきます。子どもたちの見聞や視野を広げることになります。
時には、昨日のように習字の先生や、あるいはダンスの先生に来ていただきレッスンをしていただいてもおもしろいです。
そうそう科学の講座をしてもらってもおもしろいだろうなあ。そんなすばらしき人とのつながりが僕にはあります。
すべてのことは、豊かな合唱に、そして豊かな人間性の育成につながっていくでしょう。
合唱を通してみんなが成長できる場所をつくること。
それが、僕のこれからの夢です。
そんな夢が広がった冬練でした。
開脚4週間プログラム、21日目終了